TV番組で、

「結婚出来ない男」

の行動分析をやっていました。

いくつか紹介します。

①メール文が簡潔すぎる

②服装はダサいのに高級時計をつけている

③新しい家電に目がない

④飲食店の予約をしない

⑤タクシーに乗ると随時道案内をする

⑥1人家で国民的スポーツを観る

以上です。

①と②と③は、

コミュニケーション能力が問われるので、

特に問題となるかもしれません。

とはいえ、

全て個性と言えば言えなくもない。

何故なら、これらの欠点は、

長所の裏返しだからです。

①メール文が簡潔すぎる(短所)
  ↓
 男らしくキッパリしている(長所)

②服装はダサいのに高級時計をつけている
  ↓
 一点豪華主義の女性と気が合う

③新しい家電に目がない
  ↓
 日常生活に関心がある

④飲食店の予約をしない
  ↓
 遊び慣れてない、教えがいがある

⑤タクシーに乗ると随時道案内をする
  ↓
 キチンとしている

⑥1人家で国民的スポーツを観る
  ↓
 群れない、強い自己一貫性がある

というように、

見方を変えれば、

短所も長所になるし、

美点が欠点にもなります。


「こんなタイプは嫌われる」

「こんなタイプはモテない」

「こんなタイプは結婚出来ない」

というのは、

ほとんどたいした意味がないのではないか

とさえ感じます。


つまり、心理分析型のタイプ論で、

結婚をウンヌン論じることに

たいした意味はないように思えます。

それよりも、

そういった欠点を、

個性として生かせればいいのです。

そのために、どうすればいいのか。

結論的に言えば、恋愛では

「情熱」がもっとも大切だということです。

待ち受けの画像 プリ画像


結婚相手を決めるのは、

ほとんどの場合、

情熱的な恋に落ちたからです。

恋愛で結婚したカップルの馴れ初めを、

聞いてみれば、分かることです。

長く付き合って、

何となく結婚しようかと考えたとしても、

長く付き合う情熱があった

ということなのです。

つまり、ほとんどの結婚は、

情熱があれば、

上手くいくと言ってもいい。

好きという気持ちになるのは、

経済的な条件を重視しない限り、

お互いの強い情熱なのです。

それは、性格分析的なことよりも、

直感的なものが強いのです。

そう考えてゆけば、一番の問題は、

結婚出来なタイプ(行動)なのではなくて、

結婚したいという情熱が欠けていることになります。

離婚するカップルが、

あれこれ離婚理由を言うのを聞いていれば、

まるで結婚に向いてないタイプだったと

言っているように聞こえてしまいます。

それは、結果論です。

スポーツの負けた原因を、

評論家がさも当然のように

もっともらしい分析をしますが、

勝つために何をすればいいかは

分からないのがほとんどです。

離婚の原因を細かく分析しても、

次の結婚が上手くいくための

やくには立ちません。

離婚経験者が、

結婚相手としてふさわしいと思えるのは、

再婚相手の選び方を間違わないのではなくて、

自分が変わらなければ、

結婚生活は上手くいかないと

反省することなのです
。← バツ2がいうのですから間違いありません。

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