椅子を引くとモテるのでしょうか。

私は「イエス」だと思います。

それは、椅子を引くだけでなく、

女性への思いやりの気持ちが芽生えるからです。

「椅子を引く」以外にどんな思いやりの行動があるでしょうか。

たとえば、彼女のためにドアーを先に開く。

エスカレーターで昇りの時は、彼女を先にする。

下りのエレベーターでは、自分が先になる。

エレベータの考え方は、彼女が不測の事態で

落ちることがあれば抱きとめるためのマナーです。

外出先から室内に入る時は、コートを脱がせる手伝いをする。

横並びで道を歩く時は、彼女が必ず歩道側にする。

少しの段差では手を差し伸べる。

車の乗り降りでドアーを開ける。

食事中のワインは必ず男性が注ぐ。

等々があります。




これらの行為は、当たり前のように習慣化しなくてはいけません。

そういう意味で、「椅子を引く」ことが出来る男性は、

様々な場面で女性を気持ち良くエスコートすることが出来ます。

元々はほとんど欧米式の伝統的な考え方ですが、

日本の男子も習慣化するべきだと考えます。

男子がみなやるようになれば、もちろん

「椅子を引く」ことがモテ要素では無くなりますが。

それから、引く時は、自然にできることが大切です。

最初はぎこちなくても、何度も繰り返していれば、

自然にふるまえるようになります。

もう一つ大切なことは、どんな女性にも出来なくては、

真の紳士的マナーとは言えません。

好きだからやる嫌いだからやらない、

可愛いからやるブスだからやらないでは失格です。

相手を選んでいると、

人間性に「裏表」があるという印象となります。

そうやって、椅子を引くことを繰り返していれば、

習慣となります。

実際に引くことを続けていると、

女性を守るとか、大切にするという

強い気持ちも芽生えてきます。


「椅子を引く」というのは、何と言っても彼女への気配りになります。

椅子引きに関わらず、マナーなどの形を大切にすることは、

実はとても大切なことです。

形を繰り返し自然に出来るようになれば、

そのマナーの意味(メリット)が分かり、

あらゆる場面で、

女性を優しくエスコートする気持ちが

強くなってきます。

よく、日本のレストランやバーでも

椅子を引いてくれることがいますが、

私などは彼女と一緒だと、

余計な御世話だなぁと感じてしまいます。

自分がやるべきこと(やりたいこと)を店のスタッフが

やってしまったら、ガッカリすることがあります。

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