『もしも あなたと逢えずにいたら
わたしは何を してたでしょうか
平凡だけど 誰かを愛し
普通の暮らし してたでしょうか
時の流れに 身をまかせ
あなたの色に 染められ
一度の人生それさえ
捨てることもかまわない

だから お願い そばに置いてね
いまは あなたしか 愛せない

もしも あなたに嫌われたなら
明日という日 失くしてしまうわ
約束なんか いらないけれど
想い出だけじゃ 生きてゆけない
時の流れに 身をまかせ
あなたの胸に より添い
綺麗になれたそれだけで
いのちさえもいらないわ

だから お願い そばに置いてね
いまは あなたしか 見えないの

時の流れに 身をまかせ
あなたの色に 染められ
一度の人生それさえ
捨てることもかまわない』

テレサ・テンの歌の歌詞です。

チャンネル回していて、

ふと目に留ったNHKの特番が

テレサ・テンの物語でした。

彼女は平成世代には分からないでしょう...。

心に残る歌だけれど、

ここで語りたいことは歌とは関係ありません。

彼女の生き方に興味がある。

この歌を歌っていた時に

彼女は婚約者と分かれました。

理由は

「結婚を選ぶのか、仕事(歌手)を選ぶのか」

と婚約者から問われたからです。

彼女は泣く泣く歌手の道を選んだのです。

それから、彼女は素晴らしいスターの道を

駆け上がっていったのです。


1989年に発生した中国共産党政権による

反政府活動弾圧・虐殺事件である天安門事件の際には、

香港で行われた民主化デモ弾圧に対する抗議集会に参加、

民衆の前で歌を披露し、自ら中華人民共和国の民主化実現を訴えた。

中国共産党政府による一党独裁を否定したテレサは、

イギリスから中華人民共和国に返還・譲渡されることが

決まっていた香港を発ち、フランスのパリへ移住した。


そのフランスで恋に落ちたのが

フォトグラファーの卵の
ステファン・ピュエール(当時23才)でした。

その後、彼女は
42歳の若さで亡くなりました。


14歳年下のフランス人、ステファン・ピュエールが最期を看取ったのです。

「仕事か結婚か」

とても悩ましい問題です。

彼女の生きた昭和の時代には

仕事を選択する女性が圧倒的に少なかった。

平成では「仕事も結婚も」

選択する時代に変わりました。

そこで現代の意識調査の結果を調べてみました。

Q,あなたは、専業主婦は勝ち組だと思いますか?


「思う」32.9%
「思わない」67.1%


何でも「勝ち負け」と表現するようになったのは、


女性も「勝ち負け」のビジネスの世界で


生きてゆくようになったからでしょうか。


勝ち組負け組みなんて、


殺伐とした言葉ですね。


人生に勝ち負けなど決してありません。


昭和の時代の


「仕事か結婚か」という命題は


どちらも中途半端には出来ないという意味でもあります。


だからこそ、どちらかを選ぶことが


人生を劇的に変える選択となるのです。


テレサ・テンは結婚しなかったから


スーパースターになった。


しかし、子供を産んで家庭をつくることをしなかった。


スターであることは


世の中の人々を感動させる素晴らしい偉業です。


家庭をつくることは


愛に満ち溢れた人生を送るということです。


さて、あなたならどちらを選びますか。


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