物質的な豊かさは、

心の豊かさとは、

関係ないのだと感じることが多い。


それは、より良い生活を求めて努力してきたはずなのに、

残念で悲しいことだと思います。

もちろん、お金は大切で

必要であることは否定しません。

とはいえ、お金だけでは心は満たされません。

物質的に恵まれても、

人生は苦しみの質が変わっているだけで

本質は同じです。

物質的に豊かということは、

苦のかたちが変わるだけです。




歩いている人は、

自転車の方がいいと思います。

自転車の人はオートバイ。

オートバイの人は車。

普通車の人には、より豪華な車のほうがいいと感じることでしょう。

だが、どちらにしても、

それぞれの苦しみがあるのです。

苦しみの量はさらに増えるかもしれません。

歩いている人にない問題が

車に乗っている人にはあります。

駐車場の場所をきにして、交通違反をきにして、

維持費の支払いを気にして、歩く人以上に苦しみが伴うのです。

そう考えると、豊かさとは、

いったい何なのか考えてしまいます。

恋愛も同様です。

今のように物質的に恵まれてない時代は、

むしろ恋愛をして結婚することは、

比較的容易でした。

しかし、現在は、その物質的に豊かになったが故に、、

物質的な豊かさを求める結婚しか出来なくなってしまった。

本当に、それでいいのでしょうか。

結局、その物質的に豊かさを求めても、

何一つ人間の悩みや苦しみは解決されないのです。

恋愛にまで、物質的な豊かさだけを求めることに、

果たして意味があるのでしょうか。

物質的に満たしてくれる婚活条件のいい人は、

ごくわずかですから、大多数の人は、

違うものを恋愛に求めなくてはいけない。

平成の時代には、

恋愛の考え方の転換が必要です。

お金の力が必要だと感じれば感じるほど、

お金で得られないものには、

もっと大切なものがあるように思います。

それは、「心の豊かさ」ではないでしょうか。

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