「二兎しか追わぬもの一兎も得ずとは、

どうせ上手く行かないのだから、二兎だけでなく、

三兎も四兎も追いかけるつもりがなければ、

一兎すら得ることができない。

二兎追うものは一兎も得ず。

それは、間違ってると思います。」

先日亡くなった渡辺淳一氏の言葉です。

私の解釈は次の通りです。

恋愛は沢山の種類があり、無常である。

4種類の恋愛があり、

組み合わせは4×4=16種の出会いの組み合わせがある。

なおかつ、変化し続けるからタイミングも大切です、

恋する相手を見つけることは、

大変な努力のいることだと分かるはずです。

一つの出会いが、うまくいかなくてもくじけることはありません。

日がたてばいつかは忘れます。




この考えを、逆に考えると。

大変な努力で見つけたら、

その出会いを大切にしなくてはいけないということです。

その出会いに達したら、

わき目も振らず深く恋することです。

決して、常に同時進行で沢山の兎と付き合うことではありません。

何兎も追うのは、今の自分に最高の相手を見つけることが、

確率の問題だということですから。


そういう難しい出会いになってしまったのは、

世の中が物質的に豊かになり、

恋愛も沢山のことを求めるようになったからです。

それが、恋愛・婚活氷河期(前投稿)ということなのです。

そんな時代に、純愛ドラマの見方も様変わりしました。

昔は身近な憧れとして、共感して見ていましたが、

今は遥か昔の懐かしい感じで、

叶わないような憧れとして見ています。

私は、韓流ドラマと宝塚歌劇等の純愛ものを、

よく好んで見ますが、とても感動し泣きます。

まさに、運命の出会いから始まるからです。

平成時代には、何兎も追いかけた結果しか、

運命の出会いにたどりつけなくなってきた。

しかし、決して勘違いしてはいけません。

たどり着いたら「純愛」なのです。

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