先日、入管法の改正で、特殊技能第一種、第二種という枠組みで、外国人を正式に受け入れる実質的な移民法案が可決されました。

 

いつものように閣議決定後、国会では審議自体ほとんど飛ばし、問題点を指摘しても、4月から実際運用していく中で後々決めていくという説明のみで終わりました。

 

さて皆さんは、日本に移民を受け入れることには賛成の立場でしょうか?反対の立場でしょうか?

 

実際日本には現在様々な外国人の方々がいます。実際に目にする機会も非常に多いのではないでしょうか。

摩擦も絶えず、いやだなぁと思う人もいると思いますし、日本以外の色々な文化や思想に触れられる機会があって面白いし、インターナショナルになるのにワクワク感を感じる人もいるでしょう。

 

グローバル社会と言われて、もう、日本という一国家だけで物事を考える時代ではないのかもしれません。

仕事などは外国とも通じて行ってる人も多いでしょうし、実際に海外で仕事を経験される方も多いでしょう。

 

社会全体としては、10年前に比べて外国の方と接するのに抵抗がない人は増えてると思います。

 

一方、ヨーロッパやアメリカなどで、移民問題は盛んに議論されています。

仕事、土地、治安、宗教、様々な対立、様々な摩擦が引き起こされており、移民や難民の受け入れを制限し、国内の安定を保とうとする動きが加速しつつあります。

 

日本では、今まで外国の方が就労ビザで職務上日本で就労することはありましたが、欧米などのように積極的に誘致することはありませんでした。

 

地理的にも文化的にも生活的にも単一民族、単一国家として長年成立した国であります。

そのため暗黙の了解やルールもありますが、同時に治安も保たれています。

 

外国の方々が大量に日本に参入するようになれば、日本のこうした生活や常識はだんだんと崩れていくことになります。

最近は個人主義が日本でもそれなりに認知されつつありますが、社会では空気を読むといった、一種の同調圧力的なものは以前根強く、そのルールに従わない外国人に対して嫌悪感を感じる人も少なくないでしょう。

 

現在日本政府は、これらの外国人誘致法案を、推し進めているわけですが、内容がしっかりしているかというと決してそういう事ではありません。

日本のこうした文化の尊重や摩擦に介しての問題提起など、全く盛り込まれておりませんし、たとえ外国人の誘致が必要不可欠であったとしても、議論は必要です。

 

しかし、今の自公両政党が国会を圧倒的多数で占めている現状では、中身を碌に精査することなく、非常に問題のある法案が次々に通過しているのが現状です。

 

近い将来私たちが安心して暮らせる日本というのはなくなるかもしれないという段階に既に来てしまったと思われます。

 

 

 

でも、これは仕方ない事なのでしょうか?どうしようもなかったことなのでしょうか?

 

問題がどこにあるかと言えば、それは国会にあります。

国会は法案の審議審査を担う期間ですが、ここが現在全く機能していないのです。

 

何故かと言えば、それは自公連立与党が圧勝状態にあるため、どんなにまともな反対意見があっても、無視されてしまうからです。

 

そして、なぜ国会がこんなにバランスが悪いかというと、選挙で自公が毎回圧勝しているせいです。

 

今の状態は、国民が自公圧勝を望んだ結果起こっていることなのです。

 

悪い言い方をするなら、今皆さんが収入も少なく辛い生活を強いられているのは、世界情勢や経済状況の良しあしではなく、政治が国民に苦難を与えるようなルール作りをしているのが原因です。

 

現に、世界はAI革命などによる新たな産業革命時代で関連企業は非常にバブリーですし、国内でも儲かっている企業は過去最大の利益をたたき出していたりします。

 

しかし実質GDPが横ばいどころか徐々に下がりつつあり、一部の金持ちがより多くの利益を上げていることを考えると、国民全体は貧乏になっていってるということになります。

 

日本は二極化の一途をたどっていますが、それが加速したのはここ数年でしょう。

それもそのはず。ここ数年で、様々な規制緩和が行われ、金持ちはより金持ちになれ、労働者からより搾取できる社会になったためです。

 

規制というのは本来ならいろいろな立場の人を守るためにあるものですが、それが緩和されるとより力を持ち、より巨大な組織が様々な弱者(自分より弱い立場の者たち)を食いつぶせるようになるからです。

 

同業他社はより大きな効率的な会社に取り込まれていきますし、利益追求の効率的な会社はコストをかけないために従業員への還付を渋ります。

 

その一方様々なサービスを半ば強制的に加入させ、少ない所得からさらに搾り取るということを行っているのが今のアメリカ型グローバル企業です。

 

現在政府が率先して行っているのはこうした、アメリカ型グローバル企業に日本が築き上げてきた様々な血と汗の結晶をどうぞどうぞと、差し出している行為なのです。

 

これはアメリカが指示していることなのですが、実際にこのような不当な欲求は実はかなり昔から催促されていたのですが国会ではなかなか通過せずに、ある程度日本の主権を維持していました。

しかし自公圧勝になってからはこの流れは止むこともなく加速し続けていくことになりました。