大地讃頌という合唱曲があります。
有名なので、みなさん歌ったことあると思います。
11/12に行われたカシオペア合唱曲で、大地讃頌の演奏終了後にアンコールがきたんですよ。
これはリハーサルの様子
その日、アンコールにもう一度大地讃頌をやると指揮者がその場で決めたので、2回大地讃頌を伴奏したのですが、今日生徒からその日の私の演奏を
「ゾーンに入っていた」
と表現されました。
ゾーンに入ってた意識はなかったのですが、さすがにアンコールで同じ曲を同じように🎶するのではお客さん楽しくないかもと思い、2回目は
1回目と違う音楽にしなければ
という事で頭がいっぱい。
1回目にやったことを思い出しながら、裏切る表現を工夫したりしました。
確かに、それをゾーンに入っていると表現されるのであれば、なるほどそうかもと思いました。
練習通りではなく、その場で音楽を創り引き出していく感覚。
それを歌い手や指揮者、そして聴衆にも連続で伝えていく。
なので正しい音とかミスとか、そんなことは一切考えなかった記憶があり、結果的にノーミスでの演奏につながってもいました。
あがり症を患ってずっと舞台に立っていたので、その場で音楽を創っていく感覚が毎度のことであれば、そっちのほうが舞台に立って人前で音を出す意味が出てくるなぁと体感しました。
- 正しい音楽
- 正確な音楽
- 評価される音楽
- 恥ずかしくない音楽
- 共演者に迷惑をかけない音楽
これらに固執し過ぎていたなと、段々に意識改革です。
本番はもっと「創る」意識を持つ体験を重ねると、本場怖い人も段々に舞台を楽しめるのではないかなと思います。
だけど、練習不足&準備不足というのはありえない。
やはり、できるまでやってから舞台に立たないと、とそこの意識はよりシビアになりました。