Paris – Édimbourg Chanel EDT 2021年


調香師 Olivier Polge

メインアコード
・ウッディ
・アロマティック
・フレッシュスパイシー
・フローラル

持続力
★★★☆☆ 普通

拡散力
★★★☆☆ 普通

女性的★☆☆☆☆
ユニセックス★★★★★
男性的★★★★☆

ノート
トップノート
杉、ジュニパーベリー

ミドルノート
シダー、ラベンダー、ベチバー

ラストノート
ムスク、バニラ


メインの香料目立つ順に

杉、ジュニパーベリー、シダー、ラベンダー、ベチバー


年齢

20代後半から上は何歳でも


季節

春夏向き


時間

昼夜問わず

オフィス・学校使用可能


こんな人にオススメ

・スーッとするジュニパー香るアロマティックなウッディ香水をお探しの方

・男性的で野生的、力強いウッディの香りをオードトワレで軽く香らせたい方

・アロマティックな香りが好きな方


澄み渡るスコットランドの自然の美しさ


シャネルの所縁ある土地をそのまま香りに閉じ込めたレゾードゥシャネル


今回はシリーズ第五段として発売されたエディンバラです


かつてシャネルが交際していた公爵によってイギリスの上流階級と交流が生まれましたが


自然豊かなカントリーサイド、スコットランドハイランド地方のエディンバラに籠って探すのを愛していたシャネル


当時の英国貴族達がレジャーを楽しむ際に着ていたツイードジャケットやウールのベレー帽はシャネルのインスピレーションとなり

シャネルスタイルのアイコニックなアイテムとなるので

スコットランドで過ごした時間はシャネルスタイルを確立するのには無くてはならないものだったことがうかがえます


そんなエディンバラの香りは一吹きするだけで

トリップしたようなナチュラルで豊かな木々の香り


トップノートはスーッとするジュニパーが澄み渡る空気感を、杉の青々としたグリーンからスタート

湖畔があらわれるようです…

深呼吸したくなるような香り


そこからしばらくすると一気に男性的なシダーとラベンダー、大地を感じさせる野生的なベチバーが主役に

ウッディな香りが好きな方は泣いて喜ぶミドルノート


ラストは少しだけまろやかに、重厚感のあるムスクが男性的かつ野生的なミドルを中和してユニセックスになってフィニッシュ

バニラはあまり感じられませんでした


杉のスースージュニパー→シダーとラベンダー、ベチバーの力強く男性的な香り→ユニセックスウッディと言った香りの変化でした


広告は


※出典元 ピンタレスト


シャネルパフューム広告らしからぬ、オブジェクトのみ



シャネルスタイルといえばカーディガンやツイードといったメンズアイテム

エディンバラでメンズライクなスタイルを吸収したいわばシャネルスタイルの聖地ですから

香水制作側もエディンバラと名付けるからには…!


と並々ならぬプレッシャーがあったことでしょう


そんなプレッシャーを見事跳ね除けるほど

優れた仕上がりで


男性的な香りですが、女性も使用できるジェンダーレスな香りとなっています


男性が着ていたツイードを女性のアイテムにしたようにね