前回の「高齢者の飼い主」をたくさんの方に読んでいただいてありがとうございました
リブログしていただいたり いいね!をいただいたりと励みになりました
また コメントにてアドバイスをいただくなど 本当にありがとうございました
アドバイスをいただいて 私も猫の事を思って 強気で対応していかなければと再認識いたしました
その後 「子猫どうですか?」と電話で尋ねると
「元気にしているよ」とのお返事をいただいていたので 何とかなっているかなと思っている矢先
本日 飼い主さんから電話がかかってきました
「悪いけど 1万貸して 10時まで持ってきて」
「私も仕事しているし いきなり10時までなんて
言われても無理です」
「今日 だんなの病院へ付き添いで行かないと
いけないから 11時までお願い」
「11時も無理です」
「今日じゅうに どうしても貸して欲しいの」
「私もひとりの稼ぎで 犬猫あわせて30匹以上
の面倒みているから ギリギリの生活で 簡単
に貸してって言われても 人にお貸しする余裕
なんてないんです」
「どうしても 必要なの お願い貸して」
って電話を切られてしまいました
『福島犬猫ゆいまーるの会』の代表に相談すると
貸す条件として 弱っている子を優先的に 1匹でも保護するって話してみて と言われたので 所有権の問題は大丈夫なのか?と聞くと 愛護センターの人へ相談してと言われたので 相談しました
「お金を貸してという事が続けば 保護すると言っても問題はないと思います ただ 誓約書を書いてもらってください」と言っていただき
お金を返してもらっても返さないと言っても良いのか尋ねると「問題はないでしょう きょう山下さんから相談があってアドバイスしたと記録して置きます」と言っていただきました
そんなやりとりをしていると 飼い主さんから電話がかかってきました
「早く お金貸して」
「お金はお貸しますが この前一緒に行った
愛護センターの人と相談したんですが 貸すの
には 条件があります この前 預からせて
ってお願いした子猫を保護させてください」
「お金返したら返してくれるんでしょ」
「お金返して貰っても 子猫はお返ししません
お金ある内はいいけど 無くなるとまた貸して
っていうでしょう それでは面倒みれないという
事だから返せません」
「そんな事言わないで お願いだから取り上げ
ないで」
「ダメです それがのめないなら お金はお貸
できません」
「なんだって 酷いこと言うんだね 親から離し
て かわいそうだと思わないの」
「○○さんの家にいる事の方がかわいそうだと
思います」
「子猫渡すから お金貸して」
「わかりました 誓約書を作ってから 行きます
ね」
誓約書に書いてある事を話していると 涙目になっている飼い主さん
でも 心を強く持って 「住所と名前を書いて 判を
ください」と言い切り 「子猫を連れて来て下さい」と言うと抱っこしてきて「あったかくしてて」と私に言い 子猫に「ごめんね」と詫びていました
「子猫は大丈夫だから 大切に保護して いい里親さん見つけるから」と言って 預かってきました
キャリーバックの中で 鳴いている子猫
なんだか 涙が込み上げてきます この子の先の猫生の為だと 自分を奮い立たせています
今は 少し落ち着いたらしく キャリーバックの中で静かにしてくれています
今はお母さんから離れて淋しいかもしれないけど
頑張ろうね
絶対 幸せになれるからね