番外編その③。
手術当日についてです。✍️✍️✍️
1回目の出産が帝王切開だったこともあり
今回の出産も帝王切開、38週0日を出産日として手術の予定を立てました。
それが2025年6月19日。
その日程まで破水したり陣痛きたりしないか
不安な日々でしたが、順調な経過を辿り、18日に無事入院をしました。
私自身、痛みには我慢強いほうだし、
妊娠期間中、特に産休中は何を血迷ったか
胸糞映画として有名なセブンやらなんやらの人がばちばち死ぬ系サイコスリラー映画やら
闇の組織を抜けた伝説の男が復讐のために人をばちばちやっつけちゃう系映画やら
変なのばっかり観ていたし、
血液系の耐性はわりとあるほうなんです。
手術も怖さはもちろんあるものの、
やっぱり何と言っても第二子ちゃんが無事なにもなく生まれてきてくれることを第一に祈っていました。
手術当日も、
この手術が終わったらKO病院の出産レポでも書くかー。
みたいに思っていました。
KO病院の予定帝王切開では、
手術は基本的には午後のオンコール。
私の場合、13時15分には手術室です、と言われたので、
もしかしたら午前1番だったのかも。
今思うとこれも幸いだった。
主人も病院に待機していましたが、
ここちゃんの民間学童のお迎えもあるので17時くらいには病院を出なければならなかったので、
思いの外早く呼ばれたことで第二子ちゃんにも直接面会できそうだね、
みたいなことと、
「大量出血とかで死ぬとかありませんようにって祈ってて!」
みたいな今思うとフラグ立てまくりなLINEを送っていました。😦😦😦
手術には自分で歩いて向かいます。
手術室に入るときに、何の手術なのか、名前、アレルギーの有無、など細かく確認をされます。
そこであらかじめ記載していた手術や輸血の同意書などを看護師さんや技師さんたちと一緒に確認します。
まずは硬膜外麻酔。
これめちゃ苦手なんだよなー…
得意な人なんていないかー。
背中をおもいきり丸めて、
背骨と背骨の間に針とチューブを刺して下半身だけ麻酔をかけます。
2本入れてたかな。これがかなり独特の痛み。
無事麻酔が効いてきて、
冷たいガーゼを下半身から上半身に充てて、感覚を確かめます。
「冷たいの感じますか?」とか聞かれたとて、
冷感温感は感じなくても触覚は感じるのですんごく不安。
意識はある中で手術をする、ってやっぱり怖くって、
切ったとき痛かったらどうしよう!みたいな不安がめちゃくちゃに出てきます。
13時30分頃には産科の主治医の先生も入ってきて、
じゃあ切るねー!と、じょっきんじょっきん音を立てながらお腹を切っていきます。
ひゃー音こえーーー🤮🤮
前の出産の時は陣痛でぐったりだったから覚えてないけど、
今は意識ばりばりあるから余計に怖い!
お腹を切り始めてから5-10分くらいで赤ちゃんが出ます、
と聞いていたので、
自分の血圧やら心音やらが確認できるモニターの時計を見て
そろそろかなー、とか考えていました。
すると、先生が不安なひとこと。
「…あれ?」
な、な、なんでしょう先生!
どうしたんでしょう!
と、いっきに不安症爆発。
一緒に手術に入っていた若手の先生と一緒に、
なにやら話しながら急いでいます。
不安そうにしている私を見て麻酔科の先生が、
もうすぐ赤ちゃん出ますからね、と落ち着いて話してくれたので、
いやいや大丈夫、なにも心配ない、と自分に言い聞かせました。
お腹の上からぐいぐいどこんどこんと押しながら赤ちゃんを取り出したと同時に、
主治医の先生が「小児科呼んで!」と大きな声で指示を出しました。
…不安すぎる。
何かあったのだろうか。
産声も聞こえない。
もし、もしものことが起きたらどうしよう。どうしよう。こわい。こわい。
…と思ったと同時くらいに、
ものすごく大きな声で産声を上げてくれました。
あー泣いた!!!!!良かった!生きてる!!
…だけど相変わらず先生たちはかなり焦った様子です。
あれ?危ないのは母体の方?
「えーと、お母さん、前の手術ってどの病院でしたっけ?」
と聞かれます。
荻窪にある、衛◯病院です、と伝えます。
「あーそうなんだ…」
…おや、なんかまずそうなことが起きてそうだ、
と、さすがに私も気付きます。
「実は、思っていたより癒着がかなりひどくて、膀胱が損傷して穴が空いています。今から泌尿器科の先生を呼びますね。」
…ぼ、膀胱に穴が空いた?
とりあえずハイ、としか言えないのですが、
意識があるのでまわりのすべての会話が聞こえてくる。
「これは、このままだと子宮摘出かもだよね?」
…摘出?え?子宮なくなるってこと?
「血液出血量、2,000ml超えました」
「輸血開始してください!」
「バイタル低下しています!」
「動脈の点滴確保してください!あと2本点滴確保もお願いします!」
「婦人科の先生も呼んでください!」
「これこのまま閉じても出血点見つからないとなると閉じないほうがよいよね?」
…と、もう只事じゃない感が満載に。
私自身、どんどん身体中が寒くなってきて、
がたがた震えが止まらなくなり、吐き気もしてきて、声も出せなくなる。
そこで主治医の先生から、
「お子さん、今回でおふたりめ、ですよね。
今、子宮からの出血が止まらないので、子宮摘出をしなければいけないかもしれません。
命には変えられません。よいでしょうか。
また、お腹も縦に追加で切ります。よろしいですか?」
主治医の先生は、すごく穏やかで物腰の柔らかい方です。
経験も長くあられそうですし、そんな先生がこの状況で、そう判断されたのなら、お任せするしかないなと、朦朧ながら思いました。
声がもう出せないので、
うんうん、と頷くしかできませんでした。
身体中の寒気と気持ち悪さで震えが止まらず、
10人以上の先生や看護師さん技師さん、スタッフの方々に囲まれ、
バイタル低下のサイレンが聞こえ、
ああ、
わたし、このまま死ぬかもしれないんだな。
意識あるまま死ぬのは怖いから、
もう全身麻酔で眠らせてくれないだろうか。
…と思っていると同時くらいに、
全身麻酔が始まり、次に目が覚めたのは、手術終了後の手術室でした。
時計を見ると、18時すぎ。
あ、生きてた。
と思ったと同時に、
…あぁ、夢じゃなかった。
…と悲しく思ったのを覚えています。
ということで、手術編は終了です。
続きはまた別で✍️✍️✍️✍️✍️
