Festina lente!〜悠々として急げ〜    -2ページ目

Festina lente!〜悠々として急げ〜   

日々の希望は、フィギュアスケーター羽生結弦さんの存在。さまざまなこと。さまざまな幸せについて。

 

 

 

 

「そこに愛はあるんか?」と

コラボした女王様の決めゼリフを思い浮かべてしまう。

 

 

羽生結弦撮り下ろし、の文字が輝く、

たくさんの媒体が発売されてうれしい悲鳴です、が。

どうしても比べてしまう点もある。

 

それは写真から伝わる熱。

 

ええと。まず、

どの媒体の写真も素敵なのは大前提です。

だって、被写体が羽生結弦なのだから。

そこは誤解なきようお願いします。

 

彼の写真がどれも素敵になってしまうのは当然、という前提で、

優劣ではなく、確かに感じる差についての話です。

 

私は、気に入った写真は、切り取って壁に貼りたくなる。

ピンナップ(死語?)派です。

 

どの写真にしようかな、と迷うことはあっても、

毎日どれを目の前で眺めたいか、と考えると

特別な1枚が決まります。

 

 

なので。

パンフレットでも写真集でも

1冊の中にピンナップ候補が見当たらないとシュンとするし、

逆に、選びきれないほど見つかると、大満足!

(保存用、観賞用、保険用と購入決定)

 

 

もちろん、ファンによって好みは分かれるでしょう。

 

可愛い顔、端正な顔、闘う顔、とそれぞれ魅力的だし。

できるだけ苦しそうな表情が好き、という人もいたし(誰ですか?笑)

 

 

でも、多くの人が惹かれる写真は、

見事に重なっていませんか?

 

そこに法則を感じたんです。

 

 

例えば、私が惹かれる写真。

 

ハイファッションに身を包み、見慣れない姿です。

こんな表情もしちゃうんだ!びっくり!

 

でもね。

「ああ、羽生結弦だ」と思えるんです。

 

初めて見るような表情でも、

彼らしいなあ、と感じられる。

馴染みのある彼の魅力(美しさから人間性まで)が溢れてる。

 

「わあ、なんて良い写真なんだろう(泣)」

ということになるんです。

 

すると、他にも同じ写真で感動している人がたくさんいる。

「でしょうね、ですよね!」と。

 

 

一方。

 

スタジオでファッショナブルな姿です。

わあ、大人っぽいね!

 

でもね。

「あれ?」と。

 

この顔はもちろん知ってるけれど、

初めて見たような、知らない人のような感覚。

 

撮る側が、彼の中に何を見たのかが伝わってこないと、

こちらの気持ちが乗っかっていけないのかもしれない。

(私個人の感覚です)

 

ここ好き!

ここ美しい!

ここすごい!

 

たとえ彼が静かに佇む写真でも、

そんなフォトグラファーの興奮は、ちゃんと伝わってくる。

 

私は、そんな愛がダダ漏れの一枚に惹かれます。

 

 

あ、目線がある写真も1枚はマストでお願いします!

 

 

 

実はこれ、

被写体が人物以外の写真でも同じことを感じます。

 

私が惹かれる写真は、

自信にあふれた顔つきをしています。

たとえ、それがスイーツでも旅先の風景でも。

 

それを引き出したのは、やはり

フォトグラファーの愛だと思うのです。

 

スイーツ好きなフォトグラファーの撮ったお菓子が

驚くほど美味しそうに見えるように。

 

飼い主が撮ったペット写真が

何よりも可愛く見えるように。

 

被写体への愛こそ、欠かせないものだと実感します。


 

 

羽生結弦を撮りたいと思うフォトグラファーは

たくさんいるでしょう。

記事にしたいと考える媒体も

たくさんあるでしょう。

 

だからこそ、今、見る目を養うことはとても大事。


 

愛なき作り手は消え去るのみ。

 

愛ある作り手にはエールと感謝を。
 



確かにそこにあった幸せの記憶を

いつまでも輝かせるために。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさか、表彰台に飛び乗る前に、ポーズを撮るとは思わなかった!

フォトグラファーさんたちも、台乗り待ちでした。

すかさず捉えた方、読みがさすがです!!

 

 

 

 

 

 

どんな表情をしているのか、見たい!田中さん、能登さん、新聞社、海外の方々。お馴染みフォトグラファーの皆さんの笑顔が何よりも語っているようで。彼らは笑っているのに幸せで泣きたくなります。