75歳で認知症と診断され、医療保護入院を経て、老健入所中の母を見守る40代娘のあたふたブログです
大変な幕開けとなった新年ですが…
認知症の我が家の母宛に、今年も少しではありますが年賀状を頂きました
昨年の新年、年賀状仕舞いのご連絡をさせて頂いたので、それが洩れてしまった方のみではありますが、その中に母が小学生位から付き合いのある方がいて…
昨年の年賀状仕舞いの記事はコチラ↓
その方も母も大学生までは近畿地方で暮らしており、結婚して、現在の中部地方に同じように引っ越して来て…
高校の同窓会を中部地方にいるメンバーでやったり(高校まで同じ学校)、事ある毎に方言で電話出来る事をとても喜んでいました。(悪口も言っていたけど)
多分お相手の方も同じ様に思っていて下さったはず
このまま無視してしまって良いものか…かと言って、昔からのお友達に【認知症】と知らせてしまうのは母のプライドを傷つける様な気もして…
先日の面会の時、念の為、母の意見を聞いてみる事にしました
『〇〇ちゃんから年賀状来てたよ。〝こちらは生きてます〟〝また電話で生存確認します〟って書いてあったよ』
『ハハハ~、〇〇ちゃんの言いそうな事だわね』
『良かったら私がお返事書いておくけど、どうする?』
『あらそう。悪いわねぇ。』
『何て書いたらいい?何か知らせたい事ある?』
『施設に入ってますって、書いておいて』
あら、知らせて良いのか~
さすがに直接的に【認知症】とは書きづらかったので、【様子がおかしくなった】という内容にしました(よく考えたらそっちの方が変と思われるかも)
お相手の方は数年前に癌を患われていて…母の事でショックを受けないと良いな…
(身体はすごく元気なのでご心配されません様と書いておいたけど…)
そして、また別の方からはとっても素敵な絵手紙が送られてきました
私には本当に厳しい、自己主張の激しい母でしたが、入院してから1年半以上経っても、母の事を忘れずに連絡をくれるお友達がいてくれた事、本当に本当に有難い限りです。
私が同じ様になった時にも、連絡をくれるお友達がいるかなぁ…
日々の私の心がけ次第だと、思い知らされた新年の出来事でした