初めてのオンライン面会の翌日(実際には、面会したのは兄夫婦だけで、私は病院のロビーで待っていただけですが)、病院の看護師さんからお電話があり…
看護師さん 『お母様が娘さんとお話ししたいとおっしゃっています。今、お時間大丈夫でしょうか?』
私 『あっ、もちろんです。お願いします』
母からの電話の内容は、〝こんな所に入れられて、とにかく病院から出たい〟と。
〝4キロも痩せた〟との事。(実際にはそんな事はありませんでした)
そして極めつけは…
母 『家にいる私の双子のひろ子さんは元気?』
……………
誰それー
母は一人暮らしでしたし、もちろん双子なんて聞いた事もありません
母 『この間、家に電話したら、話し中だったから留守電を入れておいたら、ひろ子さんがそれを息子に伝えてくれて、昨日、息子が面会に来てくれたわ』
いや、マジで、めちゃくちゃ怖いんですけど…
(誰も住んでいない家の電話が話し中って…っていうかひろ子さん…誰 ???)
この頃には〝母の言う事は否定しない〟がクセになっていたので
私 『お母さん、双子だったの?』
母 『は?何言ってるの?ひろ子さんは元気にしてるの?』
私 『私は会ったこと無いけど、たぶん元気だと思う…』
母 『たまには見に行ってあげてよ』
私 『あぁ、分かった。ひろ子さんって何歳?』
母 『そんなの同じ年に決まってるでしょ。双子なんだから…』
………
その後、何日か後には、『ひろ子さんに会えたら吸収されて一人になる』と言っていました…。母の頭の中ではいったいどんな物語が繰り広げられているのか…
ここからしばらく(約半年は続きますー)、母の怒涛の電話攻撃が始まります‼
次回は、〝母、怒涛の電話攻撃〟を…
続く‼
私の状態=母の妄想に巻き込まれ、クッタクタ…
母の状態=憑りついていたお婆さんはどこかへ行き、今度は双子になった模様…
お婆さんに憑りつかれた話はコチラ↓
何年か前に、お散歩中に見つけたお寺の掲示板。深い…