労働所得を不労所得に変えたいなら、他人や他社に「お金」を払って「時間」を買わねばなりません。
それ以外の方法で、労働所得を不労所得に変える方法はこの世に存在しません。

「不労所得=労働も時間もお金も提供する事無く得られる所得」と思っている方が多いですが、違います。
「不労所得=労働は提供せずに、お金を提供して得る所得」です。
労働を提供しないということは、時間も提供しないという事です。
これが不労所得です。
不労所得を上げるには、労働と時間は必要ありませんが、お金は必要です。
お金無しに不労所得を上げる方法などこの世にありません。

不労所得を得ている人が何をやっているのかといえば、他人や他社にお金を払って時間と労働力を買っているのです。
労働はしませんから、時間も失いません。
しかし、お金は失います。
但し、失うお金以上に得るお金の方が多いので所得が発生するわけです。
不労所得を得るには算数・数学・会計の高い能力が必要です。
将来の支払いに備えた引当金の計上や積立金の計上などです。

不労所得というのは、労働所得以上に高度な所得能力と技術が必要になります。
働かずに所得を得るなんてズルイなどというような次元の所得では無いです。
労働所得は普通の所得。
不労所得はより高度な技術と能力を必要とする所得です。