EMキット

調合中。

 

 調合方法は至極単純なんだが、作る頻度が年単位なのでその分量とかは都度確認する必要がある。活性液を作ってEM菌を培養するのだ。EM菌が何なのかは一々説明しないので適当にググってくれ。簡単に言えば善玉菌群です。考える力が無いスカポンタンは宗教系の怪しい何かかスピリチュアルくらいに思ってる様だが、何をどう見ても普通の科学である。菌だし。

 仕事で使ってるEM活性液が底を突いたので、作り足す処から始める。題名に挙げた飲む件に就いては後述する。計量カップが無かったので何で計量するか考えた。そこで丁度良い所に転がっていたドリンク剤の空き瓶が100mℓじゃないですか。実に分かり易い計量アイテムなので、くたびれた体によく気つけする人にはお薦めのインスタントアイテムであろう。なお飲んだのは僕じゃない。漏斗は浜で拾いました。

 

EM活性液

調合完了。

 

 年月日を書くのには理由があって、基本的には培養が完了してから使います。つまり使用中の活性液が底を突く一週間以上前から次の物を仕込む必要がある。うちの場合はそんな急いでる訳では無く、割と気まぐれで使ってるので底突いてから一週間以上開いても訳無いです。つまり最短でも9月1日迄は使用禁止という事だ。培養は温度で変わります。お風呂の温度くらいを保てば一週間、体温くらいなら二週間、そこら辺に放置した水温くらいなら三週間となる。ここらの環境温度から二週間は掛かるとして、有効に活用できるのは9月4日以降ですかねえ。

 撮影した後で文字の上まで水増ししました。これからどんどん発酵が進むので、時々炭酸を抜いてやる必要があります。

 

ガイドブック

効果効能。

 

 さてここからが本題だ。人間は数多の常在菌を体中で飼っており、その大部分は主に善玉菌か悪玉菌か、どちらが優位かで体質が決まって来る。つまり何食ってもきちんと分解されてアミノ酸等が生成されるのであれば何食ってもずっと健康な訳です。それを思えば僕の腸内細菌はかなり良い部類の筈だが、先日挙げた不食の人達となると究極の善玉菌優位の腸内細菌で自己完結し続けられて居るのかも知れませんね。

 この画像の右上の説明文を見てくれ。家畜の飲み水や飼料にEMを入れると家畜が健康に育ち、肉などの質が向上するとある。肉が美味くなるという事は臭みが減るという事であり、臭みが減るという事は体内の老廃物や疲労物質などが少ない状態にあるという事だ。つまり僕がEM活性液を飲み続ければ、僕の筋肉がどんどん美味しくなるじゃなくて元気に健康になると解釈できる。

 

 また体臭の根源は体質も然る事乍ら体表にある菌も大きく関わって来る。汗掻くと臭くなる人居るじゃん?あれ菌が原因だよ。同様の理屈で、腋に常在している悪玉菌を善玉菌に置き換えると腋臭は治る。善玉菌は塩や日光を好み、悪玉菌はその逆です。塩を摂ったり日光浴したり海に浸かったりすると免疫力が上がるのは、まあつまりそういう理屈な訳ですね。

 要はEM活性液を皮膚に塗りたくって飲んでを兼ねて行けば無敵になれる筈だ。今も無敵なんだが、無敵×無敵でクソザコにならなければ良いのだが。誤解無き様に弁明しておくが、何も悪玉菌が悪いという訳では無い。大事なのは比率である。

 

飲む用

飲む用。

 

 丁度良い所に炭酸に強いボトルが転がっていたのでこれを使おう。僕が飲んだ訳では無い。本当は培養完了してから飲むのがセオリーだが、一日ずつ味わいの変化を確認しながら完了前後の味の変化を知っておくのも必要であろう。それに人間の体内は37~38℃くらいあるから常温で放置するくらいなら体内使った方が早い。前述した培養期間も目安であって、最適解は味や臭いが最終判断となる筈である。

 ネットの口コミに依ると、体質改善や肌荒れやアトピー性皮膚炎、アンチエイジング等に効果があるらしい。善玉菌を増やすという事なので当然の理屈と言える。

 

 そう考えると、僕の腸内細菌や皮膚の常在細菌は万全ではないのでしょうね。延々と筋肉凝ってるし、ずっと肌荒れっ放しだし。ミネラル→抗酸化物質→菌と来た。手札が揃って来て楽しいですが、肝心のEM服飲に因る効果の程は今後のお楽しみ。人体実験楽しいぞ~。