【ご報告】妊活座談会「いつまで治療するのか?『やめどき』について」 | 妊活応援グループ★ハローベイビー【香川・高松】

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妊活当事者の座談会をメインとして、「体と心のケア」「環境を整える」「育成活動」の3つの柱で、応援サポート。
妊活、不妊治療、ベビ待ち、男性不妊、夫婦のコミュニケーション、卵子の老化、子宮温活etc...。

こんにちは。

香川県高松市『妊活応援グループ ハローベイビー』の、吉川和代ですsei

 

 

 

9/2(日)妊活座談会を開催しました。

普段できない「妊活」のことを、当事者同士で話をする座談会。

前回の続き...。

(前回の内容アメブロ「妊活座談会 日々進化する治療や検査について」矢印

 

 

 

「いつまで妊活(不妊治療)するのか?」

 

 

 

これは、ある程度、不妊治療が進んできて、長期に渡ってくると、自然と考えてくることです。

もちろん、毎回、「これで最後にしたい!」=「今回こそ妊娠しますように!

という想いで溢れてますが、

現実は、思うようにいかない時も少なくありません。

 

 

 

「やめどき」

という言葉が、妊活用語であるように、

いつまで不妊治療するのか?と模索しているご夫婦はたくさんいらっしゃるように思います。

 

 

 

Cさんは、実際に、最後の体外受精に取り組むために、県外へ通院を決断されました。

体外受精は、1回につき30万~60万くらいかかると言われています。
(病院によりけり)

助成金が出るといっても、年齢制限や所得制限があったり、通算で何回まで!という枠があるので、

交通費や宿泊費がかかってしまう県外への通院にチャレンジするとなると

「いつまで」という「期限」ではなく、

「いくらまで」というお金の制限をかける必要もある...とCさんは実体験からお話してくれました。

 

 

 

Bさんは、「誰かが『もう妊娠する可能性ないよ!』と、言ってくれたらどんなに楽か...。」と、

その言葉を求めて”占い”に行ったこともあるそうです。

と~っても分かる!

誰かに、背中を押してもらいたい位、チャレンジすることに疲弊してしまう時があります。

そんな時に、病院で

「今回、いい感じで卵胞育ってるね~」とか

「今回、内膜厚くなってるよ!」とか

言われると、嬉しいから

「よし、がんばろう!!!」となる。

毎月毎日、気持ちの上げ下げが激しくなるのが「妊活」なんです...。

 

 

 

Aさんは、2度、流産を経験しました。

妊娠10週~12週が一つの壁のようで、

「前回の流産した週数に近づいてくると、ドキドキする。」と...。

お腹の中でちゃんと育ってくれているのか?

命は途絶えてないのか?

次の受診まで、気が狂いそうになる位、心配で心配で...。

経験が不安を作っていくこともあります。

それでも、Aさんは、赤ちゃんを授かりたい一心で、体外受精に取り組まれています。

 

 

 

 

 

 

妊活をしていると、たびたび「選択をする」ことがあります。

「薬を使うか?」

「ステップアップするか?」

「検査をするか?」

「転院した方がいいのか?」

「採卵後、いつ移植するのか?」

「凍結胚がもうなくなる。その後、また採卵するのか?どうするのか?」

etc...

あげるとキリがありません。

 

 

 

その選択をする時、ぜひ、ご夫婦で一緒に考えてほしい。

旦那さんの「きみの好きなようにしたらいいよ」という言葉は、

奥様にとって、時には残酷になる時もあるのです。

「私に答えを出させないでほしい!」とBさんは語ってくれました。

旦那様は「分からないから」と思うでしょうが、

奥様も同じです。

分からなくてもいいから、診察室に入り、一緒に主治医の先生の話を聞く。

そうすると、【妊活は夫婦二人でするんだ】という、旦那様側の意識が変わっていくようです。

病院へは女性がいくもの...という決め事をせずに、

もし有休とれるなら、行けるなら、一緒に病院にいくこともありだと思います!

 

 

 

そして、Cさんは、約5年間、体外受精にチャレンジしてきましたが、今回、区切りをつけられました。

最後の、診察の日...。

移植後の妊娠判定。

結果は陰性と残念でしたが、気丈にもその時のことを話してくれました。

 

 

 

「その日の夜、どうしようか迷ったけど、趣味の場に出かけました。

旦那さんは、家で一人いつものようにお酒を飲んでたみたい。

飲んでも飲んでも酔えなかったみたいで、私にメールを送ってきたんです。」

 

 

 

「ありがとう」って。

 

 

 

Cさんの夫婦愛は、ステキだなぁと思いました。

私は思わず、涙がこぼれてしまいました。

 

 

 

Cさんのお母さんは、流産後にCさんを妊娠し産んだそうです。

「命のバトン」を自分が途絶えさせてしまう。

つなげない...。

自分が生きている意味は?

この世に産まれてきた役割は何?...と。

今まで、毎日が妊活一色だったから、急にポッカリと穴があいた感じ...と。

 

 

 

一旦、区切りをつけたけど、その後、喪失感とどう向き合えばいいのか、

落ち込んで、どう立ち上がったらいいのか。

少しずつ向き合うようになるんでしょうが...辛いです。

 

 

 

夫婦二人の人生を歩むことも、養子縁組で子供を授かることも、私はありだと思います。

実際に、ご夫婦二人で仲良く人生謳歌されてる方もたくさんいらっしゃいます。

ただ、妊活中に、「子供が全てではないよ」「夫婦二人でもええやん」という言葉は、

本人にとって、心に突き刺さる言葉になることがあるのを分かってほしい。

その時がきたら、受け入れられる時がきたら、自ら選択するから...。

 

 

 

今回は、このような内容の座談会でしたが、

今度、「やめどきを考えている」方を対象に、座談会をしようと考えています。

また、お知らせしますねsei

 

 

 

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【日時】次回、開催企画中!
【場所】高松市内カフェ。参加者の方にお知らせします。
【参加費】お茶代実費のみ

ご参加希望の方は、コメントかメッセージくださいね。
(前回の座談会の様子はコチラ アメブロその1その2

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今後、新しい座談会のカタチを妄想中で、皆さんの意見を聞きたいと思っています。

皆さんのご参加お待ちしておりますねひまわり2

(今までの、座談会の様子などはコチラ矢印

 

 

【妊活応援グループ ハローベイビー】のホームページはコチラ矢印