明るいほうへ -20ページ目

明るいほうへ

お山を住処とするにんじゃに憧れるさすけともうします。
わけあってにんじゃ修行ができなくなりました。

 

母さん そろそろお薬がみてる(切れる)ね

インシュリンもなくなるし…病院行かんとね

 

つよし先生(←さすけ地方の有名なくまくんから↓いただきました)

                   ↑ つよしくんのお写真お借りしました

つよし先生 母の目を見てにこにこ話を聞いてくださり

いつも親身になって診察してくださる

笑顔がぶち可愛いくまさんみたいな先生

ときおり ぅぅ~~ん っと

頭を抱えてこまったぁ~っのポーズが

なんともチャーミング 

つよし先生にお逢いすると

いつもほっこり

さすけの家族みな先生の大ファンハートなほ(なんです)

 

病院に着くとたくさんの患者さんです

つよし先生にお逢いしたいのは

やまやまなのですが

この日はお薬薬だけいただいて

帰ることに…汗

 

お薬と共に

つよし先生からの

お手紙 手紙が…入っていました

嬉しぃな 黄色い花

つよし先生

ありがとうございます

がんばっちょります

 

つよし先生のあとは

母のお気に入りのあのお店

美人で可愛いみぃちゃん(管理栄養士さん)や

お店の方々に逢うのも楽しみのひとつなほ

家族のようにあったかく迎えてくださるカフェコーヒー

糖尿の母のためにと

揚げ物メニューをそっと変えて

くださるそんなカフェなんですさくらんぼ

母のご飯おにぎりは決まって100gで

よそってくださいます

もちろんさすけのような

食いしん坊もぐもぐさんには

お味噌汁とご飯は

何杯でもおかわり照れできちゃぅんです爆笑

そんなカフェのランチ

今はコロナで

店内で食べられなかったけど

カフェのメニューをそのままお弁当に

してくださってて

それが

これ

黄色い花黄色い花

お豆さんもおかずの一品一品

デザートの林檎のゼリーまで

すべて手作りの体に優しい

こころに優しいお弁当です

またお腹すいてきちゃった(笑)ウシシ

 

みぃちゃんが書いておられる『 栄養BOOK カエル

糖尿や腎臓の両親を抱えるさすけゆえ

みぃちゃんにお邪魔するたびアドバイスいただいてたら

お店で出していらっしゃるそのファイルをプレゼント花束

してくださったんですょ~~恋の矢♬ ただいま59号

さすけん家の食事 ぶち薄味です 目指すは 『みぃちゃんラブラブ

食べるひとを黄色い花たちまち笑顔 黄色い花にするみぃちゃんって

ほんと すごぉ~~っぃ

あこがれの女性ニコニコ

大好きなカフェ爆笑です

 

美味しいお昼ご飯を

父の友人のとしちゃんち(園芸やさん)の

ひろ~~ぃお庭に隣接した

駐車場でいただきました

美味しいものをいただくと

ひとはなぜこんなに

キラキラ笑顔 ハートになるのでしょう(笑)

おねがい

 

クローバーしあわせ クローバーをかみしめたあとは

午後から

最大の関所が

まっちょります(笑)

 

このあたりから

さすけの腕のみせどころさくらんぼです

 

母さんはといえば

かわいい食いしん坊怪獣(さすけの友)から

しあわせ天使ちゃんへ

と・こ・ろ・が

関所(二つ目の病院)でいっぺん

暴れん坊行かん怪獣への変身はあっという間(笑)ガーン

 

はぁ~笑い泣き

やっとのことで

ふたつ目の病院の自動ドアをくぐります(←くぐらせます)

 

血液検査が待ってます

母血管細くって出にくいんです

今回も二度目でとれました

それに

女性の先生なんですが

なんか お話しにくい

「足のむくみ相変わらずあせる改善されていないのですが…汗

さすけ が もじもじ母の足をさしだしても

さわろうともされないし

大きな病院からデータとか診断がない状況だから

あっさり

ショック

それでも

さすけ

ふんばって

母のズボンをめくりあげて

「こんなふうに

パンパンで

皮膚ももろくなっているし」

っと

お見せすると

やっと先生

お風呂上りに塗るよう保湿クリームを

処方してくださいました

なんだか

なんともいえぬ

モヤモヤのまま

もやもや

「大きな病院の次回受診日には必ず行かれてください」

との

先生から大きなおおきな宿題 鉛筆をいただきましたイラッ

 

はぁ~ショボーン

 

母は

それでも

関所を通過し

ホッカエルとしたようす

怪獣なんて言っちゃってごめん

 

母さんはかわいい爆  笑ょ(笑)

 

がんばったね

 

「さあ

母さん

もう一軒

行くんょ」

ガーン

 

「父さんがまっちょる

かえるカエル かえるぅ~~カエル

もう ふたつも行ったじゃぁないかね

ぜったい

行かんけぇね

メラメラムキーパンチ!

 

「母さん

父さんも言いよったじゃ

みみこ耳の病院行ってみぃ」

って

 

「そんなこと

父さん 言いよるかいね

うそばっか ゆうてからぃね

 

わたしゃ よぉ~みみ耳はきこえよらぁね

あんたがばかパンチ!いいょるんも みな きこえちょる(conoバカぁーーメラメラ)」

ムキーッ

 

つめきりや歯磨きは

さすけ

かなり腕を上げちょるんですが

このおみみ耳のお掃除ばかりは

ヒヨコでして

このところ

体温計の音も聞き取れなくなっちょる母

 

父も生前

すごく

心配していたので

 

母のご機嫌はななめ度 マックス(笑)

あちゃぁ~~えーん

 

けれど

今では

おはよぉ~のうた 音譜

ごはんだぁ~のうた 音譜

わたしが歌いかえすと

ノリノリ音譜の反応がかえってきます

 

そして

歩きに行かんかねぇーーーハート

には

shiーーーーーーーn

こりゃ

ゲラゲラ

ょぉ~~ 笑い泣き きこえちょる  ひらめき電球ちょるチョキ

 

あぁ~

父さんがいきちょるあいだに

こんなお茶目で明るい晴れ母さんと

もっともっと

いっぱいお話させてあげたかったなぁ(涙)

ポーン

ぺたっとかげ

おもうさみしさと後悔のつのるさすけしょぼんでした

ぅぅぅ

 

 

かなしいときには

 

かなしいときこそ

 

クローバークローバー

 

黄色い花 光り 黄色い花 をもとめて

歩いていこう

 

なみだをふいて

お空を見上げる

 

カエルカエル

 

可愛い葉っぱの

優しいまなざしが

 

 

 

悲しみの音が

どんどん近づくときも

 

もやもや  もやもや

 

もやもやと

からみついて

こころから

離れぬときも

 

かたつむり  足あと 足あと 足あと    キラキラ  足あと 足あと 足あと   カメ

 

黄色い花 光り  黄色い花 のさすほう

みつけて

歩くんだ

 

そしたらね

こんな  コスモス すてき  てんとうむし

みつかる

 

 

ふふっ

みてみて

お花 赤薔薇が咲いたょ

 

ねっ

だんだん

とかげ

だんだん

ヒヨコ

楽しくなってる

しっぽフリフリ

 

 

ちいさないのち

ハッとする

 

 

ブーケ2  ブーケ2

 

みぃ~~んな

おんなじ いのち

 

 

もみじ  もみじ

 

もみじ 黄色い花 ひかり 黄色い花 もみじ

どうして

こんなに

やさしいんだろ

 

いつだって

 

いまだって

 

だれにも

みぃんなに

おんなじように

 

どこにも

みぃんなに

おんなじように

 

 

 

晴れ  晴れ

 

かなしいときも 

うお座

うれしいときも 

馬

 

 

 

ある日のこと

ぼくね

父さんに誘われたんだ

ぼく

嬉しくて

「一緒に連れてって」

って

お返事したんだ

 

 

あれっ?

でも 待って

母さん

ぼくがいなくなっちゃぅと

さみしがるよね

きっと

 

その日から

ぼくのそばには

いつも

父さんがいたんだ

 

 

父さん

病院で

点滴や

透析

いろんな

治療を

頑張ってた

 

母さんの

インシュリンのときは

父さん

いつも

そっぽ向いて

お目目を固く閉じて

下を向いて

祈ってたね

 

そんな

注射嫌いの

父さんだったけど

病院での

父さん

勇敢だった

 

いつも

点滴だろうが

透析だろうが

前向きに

治療を

受け入れてた

 

 

父さん

教え子の

お医者さんのこと

大好きだったね

 

「わしのいのちは

O先生に預けちょる」

って

先生のなさることは

素直に

きいて

頑張ってた

 

優しくって

明るくって

可愛い

看護師さんにも

「いつも ありがとう」

って

「ほんとうに

よくしてもらって」

って

感謝してた

 

同室の患者さんにも

いつも

「一緒に頑張ろう」

って

 

「わしみたいなじじいがこんだけ

頑張ってるんじゃから

まだまだ若いんじゃ

これからじゃからな」

って

 

「なんでも じぶんで できる」

って

トイレにも

はみがきにも

「そねぇ~なことで

看護師さんのお世話に

なっちゃぁ申し訳ない」

って

ひとりで

なにもかも

ひとりで

やってた

 

なんとか

も一度

元気になって

「母さんと

あのお風呂に

入りたい」

って

 

ぼく

ぼくね

父さん

って

すごいっ

ほんとに

すごいっ

って

 

父さん

父さんなら

ぜったい

ぜったい

元気になる

って

 

そう

 

そう

 

そう

 

 

父さん

ぼくを

ずっと

お首に

巻いてくれてた

 

おねんねのときは

ぼくは

おでこに

ちょこんと

のせてもらってて

いっつも

父さんと一緒に

いれらたの

 

いっつも

とうさん

そばに

いてくれた

 

きっと

母さんの

代わり

 

 

 

「父さんのところから

ぼくを連れて帰らんにゃよかった」

 

「父さん

父さん

とうさん」

 

って

今はね

お風呂のたんびに

母さんは

泣くの

 

ぼくを

ぎゅ~って抱きしめて

かあさんは泣くの

 

そのたび

かなしくなって

ぼくも

泣く

 

「とうさん

新しくなった

お風呂に

入れんじゃった」

って

 

また

母さんは

なくの

 

お風呂のたんび

抱きしめられて

 

ぼくは

かあさんと

一緒に

なく

 

いつも

いつも

一緒に

優しかった

とうさんを

想うの

 

 

でもね

かあさん

ぼくね

かあさん

 

とうさんは

いつも

いっときも

かあさんを

想ってた

って

 

いつもね

かあさんの

しあわせを

ねがってた

って

 

いつもね

離れててもね

かあさんの

ことばかり

 

「かあさんが

おるから

わしは

がんばれるアップ

 

「かあさんが

おるから

わしは

がんばるっ」

って

 

そう

いつも

いつも

ぼくに

話してくれたんだ

 

 

とうさん

とうさん

ぼくを

連れてって

くれて

ありがとう

黄色い花

 

そばに

いつも

そばに

おいてくれて

ほんとに

ありがとう

黄色い花

 

かあさん

かあさん

ぼくね

あのね

 

ずっと

ずっと

母さんのなみだ

ふくよ

 

母さんを

今度は

ぼくが

抱きしめる

うさぎ

 

とうさんの

代わりに

 

 

かあさんの

なみだ

ふくよ

 

かあさんのなみだが

いつか

かわくまで

ハート

                       …うさちゃんのタオルよりピンク薔薇