けさ
お庭の梅の木のねもと
ちいさなその葉が手をふった
ねぇねぇ
ゆうべの雷さま
すごかったね
雨も
・
・
・
でも
そのおかげでぼく
こうして
きみに
きづいてもらえた
声のするほうをみると
上からしずくが
こつん
こつん
と
そのたんび
に
おじぎするように
たのしそうに
くるん
くるん
と
おどってる
あんな
あらしのよる
を
このちっちゃな葉っぱ
は
じぃ～～っと
たえ
朝一番
に
こんな
かわいい
とびっきり
の
あ・い・さ・つ
を
くれたんだっ
雨のあさ
こころぼそいあさ
きみのダンス
で
はじまった
一日のはじまり
こころ
に
ほんわか
き・ぼ・う
が
さした
☆・あ・り・が・と・☆