ほたるの放つひかり
そ
れ
は
愛しいひと
と
繋がっているような
温かな
儚げな
い
の
ち
の
輝き
そう
そのひかりに
あのひとを追うの
いつも
ほほえみかけてくれた
あのひとの愛しい
お
も
か
げ
を
みるの
今年も また逢えたね
きみに逢うため
ぼくは
遠い遠いところからきたんだよ
愛しいひとの手
その手を
離しちゃだめだょ
暗闇に
おびえる
その時も
その手は
やわらかな
温かいその手は
たくましい
その手は
いつも
優しく
きみの手を
ぎゅっと
握ってる
泣きたい夜だって
ぼくは
きみの
そばにいる
めをとじて
耳をすませてみて
ねっ
きこえてる?
あの日
いっしょに
手を繋いで
きいた
あの仲良しのカエルさんたち
の
元気いっぱいのお歌
きみを
ぼくたちを
励ましてくれた
あの心地よいビート
ふたりできいた
あのお歌
ねぇ
ねぇ
ほらっ
みて
みて
うわぁーっーっーーぃ
↑
きっ
↑
れっ
↑
いっ
たっくさん
たくさん
ほぉ~ら ねっ
むこうの小川の方にも
田んぼの方にも
みて
みて
お山の上の方にも
いっぱい
いっぱい
すごい
すごいね
こんなにたくさんのほたるくんたち
ほたるさんたち
みぃーんな
ひっしに
いのちをつないでる
ぼくたちの
まえにも
よこにも
うえにも
うしろにも
ねっ
(ぅるる...ん)
ふたりで見つめた
あの美しいひかり
尊い
尊い
いのちのかがやき
ぼくは
いつも
そばにいるよ
かわらず
ずっと
そばにいる
きみのこと
いつだって
ぼくは
みつけることができるから
そう
そのひかりに
ちいさな
ちいさな
いのちの輝きに
あのひとを追うの
そのひかりの
そのさきに
愛おしい
愛おしい
おもかげを
み る の