昨日ボクシングで、日本人初の統一王者が誕生しました。
この記念すべき試合から、ボクシング好きとしてHUEYも試合の考察を書いてみる事にしました!
僕としては試合全体の流れを中心に、僕が思う試合のポイント、闘い方のポイント等を記していきます!
尚、HUEYの父であり第24代日本バンタム級王者の内山眞太郎のブログでも、同時に記事を書いております。HUEYは試合の流れを中心に、内山眞太郎は技術解説に重点を置いて、相互リンクで試合を総括してみようという試みです。
最初は慣れない事が多いかと思いますが、気長に見守って頂けたらと思いますm(__)m
内山眞太郎のブログhttp://ameblo.jp/hyperboxing/
「井岡VS八重樫戦について」の記事http://ameblo.jp/hyperboxing/entry-11283252937.html
ここからHEUYの考察になります!ワードからのコピー表記で見づらくてすいません!
1R:井岡選手は立ち上がりから冷静にジャブを付き、時折カウンターを交えながら、自分のペースで展開する。一方八重樫選手は回転の速いコンビネーションを放つもやや正確性に欠ける。立ち上がりは井岡選手が距離を制したか!さらに井岡選手の的確なパンチで、早くも八重樫選手の左瞼が腫れだした!
2R:このラウンドも井岡選手のカウンターが冴える。決してパワーパンチでは無いが、距離を確実に掴んでいる。八重樫選手は相変わらず回転の速いコンビネーションが目立つが、フック系のパンチが多く、見栄えは良いが的中率が悪い。
1ポイント考察
パンチのスピード自体は八重樫選手のがあるのだから、もっとそのスピードを活かした戦い方をしたら良いのでは無いかと思う。鋭いジャブ、長いジャブ、3,4発と連続で放つジャブ等・・。フック系のパンチが主流では、真っ直ぐのパンチを得意とする井岡選手に対してはどうしても分が悪い。
3R:井岡選手の右クロスカウンターが冴え、八重樫選手の瞼がどんどん腫れていく。
八重樫選手は相変わらず回転は速いものの、正確性に欠ける。瞼が腫れる事で、余計に距離感が悪くなってきたか・・。
4R:八重樫選手の瞼の腫れは、ラウンド毎にひどくなっていく。
井岡選手は左ジャブ、左ボディと打ち分け、さらにペースを掌握!
採点の中間発表
ここで採点が中間発表された。三者とも「38-38」・・・。
皆さん、採点おかしいと思いましたよね?どう見ても井岡選手の方が的確なパンチを打ちこんでるので、ドローはあり得ない。採点基準は「有効なクリーンヒット」が最優先なはずです。この時、先日のパッキャオの試合の採点が頭をよぎりました。
5R:八重樫選手の右がクリーンヒットし、この試合初めてのチャンスを作った。
一瞬効いたかに思えた井岡選手だが、フットワークを使い冷静にさばく。
1ポイント考察
八重樫選手は出だしからスピードのあるコンビネーションを放っていたが、もう少し正確な打ち分けをしたかった。先に挙げたジャブの多様もさることながら、コンビネーションを打つ際の上下の内わけをしっかり行うべきであった。今日の打ち方はいわゆる「乱れ打ち」。基本的な事であるが、下を打って下に意識をいかせての上の返し、またその逆もしかり。どこに当てるのか、どこが当たりやすいのかを考えたコンビネーションを放てば、また違った展開になったかもしれない。
6R:八重樫選手の瞼が腫れてドクターチェック!
腫れがひどくなってきたからか、井岡選手の右がより的確に当たる。右もストレート、フックと軌道を変えているので、より正確性を増していた。
1ポイント考察
井岡選手の右の的中率は素晴らしい。しかし、ここまで来たらもう少しパワーパンチを打ちこむべきだったように思う。確かに警戒心はあっただろうが、よりダメージを与えるため、八重樫選手が前に出られなくするためにも、このラウンド辺りから強いパンチを打ちこみたかった。
7R:八重樫選手のラッシュからスタート。前ラウンドのドクターチェックで焦りを感じ、前に出てきたのだろう。井岡選手の方が相変わらず的中率は良いが、手数攻勢は八重樫選手のが上回る。流れを変えるきっかけになるか・・
8R:八重樫選手の回転力が落ちてきた。前ラウンドの勢いは続かず、目に見えてスピードも落ちている。ここぞとばかりに井岡選手のカウンターが冴えるが、やはりパワーに欠けていて、ダメージを与えるには至らない。
採点の中間発表
二度目の中間発表「77-76八重樫、75-77井岡、75-77井岡」
正直唖然。八重樫選手の勝はいくらなんでもあり得ない。これでは本当に先日のパッキャオ戦の再現が起こってもおかしくはないのではと恐ろしくなる。
9R:八重樫選手の右のカウンターが単発で何度かヒットする。
打ちあいの中では井岡選手のカウンターが勝るという展開。
一進一退の攻防ながら、八重樫選手の距離が合い始めた印象。
1ポイント考察
八重樫選手のカウンターがヒットしたのは、距離が合ってきたのともう一つある。
井岡選手は上体の動きが少ない。身体を振る、ポジションを変える事が少ないため、真正面で打ちあっている。それにより、八重樫選手が振りぬいたカウンターがより当たりやすくなっていた。
10R:このラウンドも八重樫選手の右のカウンターが冴えていた。前ラウンドと違い、今回は八重樫選手の方が的確に打ちこんだ印象。
11R:井岡選手の左ジャブ、左ボディ、左フックのカウンターが命中。
八重樫選手は一度鋭いワンツーを見せたが、それ以外は正確性に欠けた。
1ポイント考察
井岡選手は、この左の打ち分けをもっと多用するべきだった。特に左ボディは世界タイトルを奪取した時にも見せたように、コンパクトで鋭い。前半から多用していれば、八重樫選手のスタミナを削り、よりダメージを与えられた事だろう。
12R:最終ラウンドはお互い力を出し尽くした打ち合い。劣勢である事を認識してか、最終回は八重樫選手の気迫パワーが若干上回った印象。
判定
115-114、115-113、115-113 三者とも井岡選手の勝利!
間違いなく井岡選手の勝ちであったが、点差はもっとあってのではないか?
それでも真逆の判定が出る事が無かったのは幸いか。
この一戦を機に、井岡選手の更なる飛躍を期待したいと思います(^^ゞ
以上 HUEYが思う今回の試合の解説でした!次回もご期待頂けたら嬉しいです!