KAWASAKI STORY 1954-1996 MODEL GPZ600R/400R '86 | kenbouのブログ

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KAWASAKI GPZ400R 1986
 この年のモデルから軽快感あるカラーリングに変更されている。また、カウルサイドには、新たに…Ninjyaのロゴが飾られGPZ900Rとのイメージの共通性が表現されている。更に、2ヶ月後には落ち着いたカラーリングに改められたリミテッドバージョンもカタログにラインナップ。このパワーユニットであるサイドカムチェーン方式水冷4気筒は、高回転域でもパワーロスの無いフラットトルクで扱いやすく誰にでも馴染みやすい感がある。独特の個性を見せるアルクロスフレーム、また…GPZ1000RXにも採用されていた前後16インチホイールなど安定感ある高速走行も魅力で、レプリカとは異なるスーパースポーツモデルとしては絶大な人気を誇っていた。

KAWASAKI GPZ600 R1986
GPZ900 R/750 R/400 Rに続きデビュー。シリーズ中にあって最適なバランスのとれたモデルと絶賛された。最初に国内発売されたのは1985年、輸出向けのモデルを限定で1000台。1986年になりようやく正式に国内販売が開始された。しかし、国内販売も翌1987年を最期に、輸出車のみ継続。1988年のGPX600 にバトンタッチして生産を停止した。
 当初は、スチール製のダブルクレードルで生産を開始した600 R、国内販売はそのままで終了している。が、継続された輸出モデル(ZX600 B1 )にあっては、1987年以降GPZ400 R同様AL−Xが与えられている。国内販売を開始された600 Rにあったダミーのサイドパイプは、強度を兼ね備えたものではなく、飽くまでもデザインの共通性を狙ったもの。フレームそのものは、FX400 R(1985y) に採用されているスチール製のダブルクレードルが与えられている。パワーユニットは 900Rに採用されている先進の技術を投入。但し、センターカム方式の採用やバランサ−機構の排除等、 600Rの最適さを追求する上での相違点も生まれている。また、 6速ミッションのギア比は 400Rと共通。減速比のみ変更(400 R/600 R:一次3.277 →2.641 、二次2.600 →2.533 )が与えられた。装備されるシステムは、フロント・サスペンションに与えられたオイル流量をコントロールして最適なダンピングフォースを得るAVDS(オートマチック・バリアブル・ダンピング・システム)。更に、ブレーキ連動型のアンチダイブ機構(ADS)と 400Rと共通。但し、ブレーキのディスク径に変更(400/600:フロント有効径242 →236mm )があり、リ
アのみ共通(216mm) で対応している。マキシム220km/h を可能とする動力性能を持つ「600 ニンジャ」。「ザッパー(Z650/1976y)」の再来を予感されるに十分なインパクトを持っていた。