映画「ジョーカー」 | ニニとランプのお出かけブログ

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今日は映画「JOKER」を観ました。




ホアキン・フェニックスは思い入れの強い役者なので、彼がジョーカーを演じると知り、絶対に観に行こうと決めていました。

役者について書くと長くなり過ぎるので、映画の感想の後に書きます(←書くんかい)。





アナキン・スカイウォーカーがダースベーダーになったのには理由があるように、ジョーカーにも理由がある。
この映画は1人の人間がジョーカーになるまでの物語。


感想をひと言で言えば

めちゃくちゃ面白かった!

です爆笑



が、何と言いましょうか、、、

アメリカの大手映画館が「この作品を子供に見せないように」と異例の警告を出したと聞きましたが、理由がわかりました(元々R15指定ですが、未成年全体を言っているのでしょう)。



この映画を観て、思い出した作品があります。
「タクシードライバー」です。


タクシードライバーの詳細はWikipedia(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC_(1976%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB))を見てもらうとして、「タクシードライバー」も「ジョーカー」同様に、辛い人生を送る主人公が、殺人者へと変貌していくまでを描いたものです。




「タクシードライバー」は影響を受けた若者がレーガン大統領暗殺未遂事件を起こした事でも有名です。





アナキンがダースベーダーになる原因は、ファンタジー上でしか考えられませんが、「タクシードライバー」や「ジョーカー」の主人公が犯罪者になる過程や原因には、実際に現実社会でありそうな生々しさがあるのです。



世界には、この2作品の主人公と同じような境遇の人が沢山いると思う。
故に影響される人がいてもおかしくないと思ってしまう。



色々考えるとキリがないですが、個人的には「ジョーカー」はかなり好きな作品です。
上手く言えないけれど、人間の本質を考えさせられると言ったところでしょうか。


そういえば、「タクシードライバー」の主役であるロバート・デニーロが、重要な役で「ジョーカー」に登場するのは、もしかしたら「タクシードライバー」に影響を受けて「ジョーカー」の脚本を書いたのかしら?


兎に角、面白い映画でしたウインク


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さて、以下はホアキン・フェニックス(と兄リヴァー)について、自己満足の為に長々と書くので、興味の無い方はスルーして下さい笑い泣き




ホアキンが若くして亡くなったリヴァー・フェニックスの弟である事は有名ですが、私はリヴァーの大ファンでした。



何故大ファンかというと、このブログのカテゴリーにも作っている程好きな漫画「バナナフィッシュ」の主人公のモデルだからですニヤニヤバナナ



バナナフィッシュは、昔からのファンの間では有名な話ですが、映画化の話があり、作者がアッシュ役にリヴァーを指名した矢先にリヴァーが亡くなってしまい、お流れになってしまいました。(作者はリヴァーに実際に会っています)



リヴァーを好きになったきっかけはバナナフィッシュですが、リヴァーを知れば知る程、彼の魅力にハマってしまいました。(中学生の時に彼の訃報がニュースで流れた時はショックだったなあ)


リヴァーは短過ぎる人生でしたが、かなり波乱万丈な人生で、特に幼少期は悲惨のひと言です。
両親が入っていた宗教のおかげで、住む家もないほどの貧困を経験し、異常な宗教生活も強いられました。

5人兄弟の長男で、生活費を稼ぐ為に幼い頃から路地パフォーマンスをしていたそうです。
「スタンドバイミー」での子供とは思えない精悍な面構えも納得です。


リヴァーの話が中心になってしまいましたが、必然的に彼の弟であるホアキンも同じ生活をしていた事になります。(兄弟とは離れて父と旅に出ていた時期もある)


大好きなリヴァーの弟ですから、ホアキンの作品も見れるものは見たいと思っていたのですが、「バックマン家の人々」と「グラディエーター」の間の作品は、当時の地元の小さなレンタルビデオ屋さんにはあまり置いてなかったし、ネットが今ほど普及してないので、出てる作品がわかりませんでした。


「バックマン家の人々」のホアキンは、リヴァーそっくりの金髪美少年ニヤニヤアップ
こりゃ、将来が(ビジュアル面で)楽しみだと思っていたのに、「グラディエーター」のギトギトした変態役で登場した時は、ひっくり返りました笑い泣き


でも、その演技力は素晴らしく、リヴァー云々ではなく1人の俳優として見るようになりました。


幼少期の貧困生活に加え、リヴァーが亡くなる時もそばにいて、ホアキンが救急車を呼ぶ通話記録がテレビで流されまくるという、酷すぎる体験もしたホアキン。
でもそんな人生を経験したからこそ、持つことが出来る雰囲気と演技力。



「ジョーカー」を演ると知った時は、そりゃあ期待も高まりました。
そして見事に「ホアキン・フェニックスのジョーカー」を作り上げたと思います。



バットマンシリーズは、全作品見てますが、各エピソードが独立していて、エピソード間の繋がりが曖昧もしくは辻褄が合わない映画というイメージがあるので、あえてヒース・レジャーやジャック・ニコルソンのジョーカーと比較するのはやめておきます。






ホアキンというより、リヴァーについて長々と書いてしまいましたが(これでもかなり省略したつもりです)、最後まで読んでくださった方(いらっしゃるかしら?あせる)、ありがとうございましたラブラブラブラブラブラブ