雄犬  ポチ  享年17才

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ポチは 近所のゴミ置場の横に
もう1匹のワンコと
段ボールに 入って 捨てられていました。

段ボールの底には
カリカリが ばらまいてあり
糞まみれに なってました。

兄弟と思われる1匹は
知人に もらわれていき
残った1匹が
我が家の初めての ワンコになりました。

生後1ヶ月くらい?
耳もまだ 垂れてて 口まわりが黒くて
子犬の顔です^_^

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この引き伸ばした写真は
うちにきて、1ヶ月くらい経ってると思います

今は 亡き母が
ペットシーツでオムツを作り
それをつけてました。

うちには、シニアニャンコがいましたが
ポチは 興味津々…
猫パンチをされそうに なっても
ひるまず、トライしてました(^o^)

散歩デビュー後には
ワンコ友達も たくさんできて
毎日みんなで、お散歩したね〜

7才過ぎたら、病院通いも 増えました。

膀胱炎、外耳炎、関節炎などなど…

ドライブ好きなポチは
車に乗ると ルンルン♪
でも行き先が 病院だと帰りたくて
病院のドアの前で震えてました。
暴れるので、病院では 口輪されたね。

16才頃から 耳が聞こえなくなり
目も白内障で、少し見えてるくらい…
足も関節炎のため
平地は ゆっくりでも歩きますが
階段の昇り降りは 人間が抱っこですが
体重は15㎏あり 重いです…

3年前の8月30日 土曜日 夜9時
散歩も終わり、ご飯も食べて くつろいでると
カチャカチャと音がします。

見るとポチが 痙攣をおこしてます。

実は、その年の2月に
初めて 痙攣をおこし 病院に連れていき
てんかんの薬を出されて
ずっと服薬してました。
もしもの時の座薬ももらってたため
座薬を挿そうにも
肛門が硬直して 入りません。

やっと座薬挿して かかりつけ医に電話するも
土曜日の夜9時30分過ぎ…
でる訳もなく とにかく
あちこちの動物病院に、電話しまくりました
その間もまだ痙攣が続いてます。

やっと1件、うちから1時間くらいの距離の
病院の先生が電話に出てくれて
状況説明すると
連れてこれるか?と言うので
痙攣が続いてるので無理だと言ったら
その先生が うちの主治医に連絡とってくれて
しばらくして、主治医から連絡がきましたが
そのときには、痙攣がおさまり
お尻から便がたくさん出てきてました。

主治医から、舌の色は何色?と聞かれ
見たら もうピンクではなく
紫がかった感じです。

チアノーゼ出てるな…
電話の向こうから その言葉が聞こえました。

その日はなぜか 家族がみんな
うちに集まりました。
普段は、ありえないのに…

病院に連れてく車の中では
もう息をしてないような感じで
でも、祈りながら  病院に着き
先生に もうポチ 息してないかも…と言ったら

先生は 聴診器をあて
瞳孔確認して
そうですね…  と言い  そして
体液出ないように脱脂綿つめるねと言いました。

10分前まで   元気だったのに…

帰宅後、父がポチのブラッシングをしました

ずっーと  ずっーと…

なかなか止めないので、父を見ると

ポロポロ涙を流しながら

小さな声で

綺麗にしてやるからなと 言ってました。

母が亡くなった時
私たち子供の前では
涙を見せなかった父が
ポロポロ涙をこぼして 泣いてました。

後日、主治医は言いました。
ポチは 人間で言えば、90才くらい。
ピンピンコロリなんだよと
慰めてくれましたが
年齢的にも いつかはと
覚悟してたつもりですが
やはり、あまりにも
突然だったので
ペットロスに なり
体調も崩し
病院のお世話にもなりました。

ポチは 多分 亡き母が導いて
虹の橋を渡ったと 思います。

そう自分に、言いきかせてます。

           ポチ…ありがとう
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