松代という処〜長野小旅行2日目 | にむにむ日記

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たまたま目にした日本の負の遺産と言われている「松代大本営跡」の記事を読んで、どうしてもみておきたくなり、今回は松代へ行くつもりの旅行だった。

翌日、蓼科から約1時間くらい、まだ見ぬ初めての上信越自動車道。やはり少し雰囲気が違う感じがする。
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しかも長野県といえど暑い💦盆地のような暑さ💦💦蓼科の涼しさが嘘のよう。
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松代着いた〜
松代は「真田丸」で有名になったとこらしく史跡の見所がたくさんあります。
目指すは松代大本営跡へ😎
 
『松代大本営跡は、太平洋戦争末期、日本の政府中枢機能移転のために長野県埴科郡松代町などの山中に掘られた地下坑道跡である。 このうち現在、象山地下壕が一般公開されている。』(ウィキペディアより)
 
史跡の街並みを横目に一目散に象山地下壕へ
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入り口には受付のおじさまがいて、「見学する?」と聞かれて「はい!」と言うと、「そこにあるヘルメットつけて」と促される。
ヘルメットが⛑きゃー汗臭
変えるわけにもいかず、そのままかぶっていざ地下壕へgo!
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女の方が1人で先に入って行かれた〜〜
勇気ありますね✨✨

あとは前にも後ろにも私たち以外誰もいない💦
地下壕が公開されているのは519米、これはほんの一部だが、奥へ行けば行くほど広がっていて、真夏なのに鳥肌がたつくらい寒い😵
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歩いても歩いても続く地下壕

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横に広がる通路は、暗くて怖いのであまり撮れませんでした。

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中に何があるわけでもなく、ただ進めど進めど不気味な地下壕が続くわけだが、
ここへ来る意味は来る日も来る日も強制労働させられた人たちの思いを肌で感じること。
うまく言えないが、何故皇室の人たちだけが戦火を免れるために、一万人もの人間を集め、朝鮮人労働者何千人もの人たちが苦しみ、死んでいかなければいけないのか。戦争というものの狂気を感じざるをえない。
色々背景を調べてみる機会になった。
松代の土地すら知らなかったが、受付のおじさんに聞いてみたら、月に約1万人くらいの人がこの地下壕の見学に来ているとのことでした。
戦争というものがどんなものかを垣間見ることが少しでもできる貴重な負の遺産をもっと知ってほしいと思った。

そのあとは松代藩や真田家ゆかりの史跡を時間が許す限り観れました。
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池田満寿夫美術館なんかもあったりして、

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満寿夫さん、長野の方だったのね。
全ての作品が見ることができて嬉しかった〜
コラージュ体験もやってしまった😊
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いつもは綺麗な景色を見て避暑にいく長野県だが、今回は初めての松代も体験できて意義の深い旅行となりました。