あけましておめでとうございます。
本年もみなさまにとってよき一年となりますように。
さて、新年の計は元旦にありと申しますが、
今年は去年よりはゆっくり過ごしたい。
心穏やかにほっと過ごしたい。
ので、元旦はとにかくゆっくり、スローにを意識してみました。
ゆっくり大掃除や年始の準備をする時間がとれず、大晦日にやっと終わるような年末でしたので、もうマイペースでいこう、と思って、例年のように早起きして初日の出なども行かず、ひたすらマイペースに。
(家人には、やりたいこと、行きたいところがあればリクエストしてもらうことにして、とは言えお互い仕事始めも早いので)
ゆっくり寝て、コーヒーを飲んで、お雑煮をいただいて、猫を膝に乗せる。
ほっとしたムードが心に広がります。
これが今年の縮図となればいい。
猫をのせたまま、古典芸能のNHKの番組をみました。
昨日から第九→東急ジルベスター→古典芸能とはしごしてます。
気分がとてもよいです
(ちらりとみた紅白は、氷川きよしさんを見られてほんとによかった。心に響きました)
古典芸能は色々紹介しておられました。狂言では、野村萬斎さんが全国各地で行う(予定?)という唐人相撲という演目を紹介されており、これは大変よいなぁと思いました。
架空の唐の国、という設定なので、唐人の言葉はニュアンスでそれっぽいもの、です。おもしろい。見て伝わればよい。そういう根幹的な表現。
でも、沖縄でやったときはそこに沖縄の言葉を混ぜ込んであったり、各地の伝統芸能が盛り込まれています。これを全国でやったなら、その多様さといったら圧巻なのではないでしょうか。
また、別の演目の際に、身体表現について高橋英樹さんと野村萬斎さんがお話されていたことが大変興味深く。風にふかれる蚊の表現は、受け手(蚊の側)がどのように吹かれたかによって風の強さがわかる、と仰っていて、なるほど…そうだな、絵もダンスもそうだ、(特に日本画に顕著なのがまたこれもおもしろいです)と、見方を広げてもらえてありがたいな、と思いました。
古典芸能はなかなか難しい印象がありますが、日本人であるおかげでわかるもの、それだけでなく、人間であれば見るだけで伝わるところがあります。タロットみたいだな、と思うときもあります。人間のアーキテクト。
この世には興味深いものがいっぱいありますねぇ。。。
今年も多分マイペースなブログを書いていくのだと思いますが、、、いつもありがとうございます。
今年もどうぞよろしくおねがいいたします。
