星座とアロマテラピー 1 | Earth Code~ほしと あなたを つなぐ場所

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チベット医学の脈診であなたのエネルギーを読み解き、
身体だけではなく、心と魂も癒すオーダーメイドのトリートメントを提供します。

真由美です。

 

来月アロマのスクールで【グループごとにテーマを決めて30分程度の発表をする】という授業があり、わたしは「アロマテラピーと占星術」というタイトルでたぶん6~7分くらいの話をするのにいろいろまとめているんだけど、その中で面白かった話を備忘録的に綴っていくことにする。

 

 

占星術って、もともとは「天文学」で、それは日本でも「陰陽師」がただの占い師というより「天文学者」として朝廷に使える「官僚」として扱われたように、「天体観測」と「暦を知る」ことと「占術」「祭祀」というのは切り離すものではなかったし、かつどこの国においてもある種のエリートだったり、技能として認められていた。

それは、カレンダーのなかった時代、人々は星の動きを見て植物を育てたり収穫したり、また狩りや漁に出たりしたのと、「これからどうなるか?」という予測を立てたからだ。

 

 

太陽や月や、いくつかの惑星(水星や火星や金星など)が地球上の植物や鉱物にそれぞれ関連したエネルギーを蓄積するとか、また人間も星の影響を受けたり、何かが過剰だったり足りなかったら「惑星と関連のある植物や鉱物を使って補えたり、治療できる」と考えられていた。

 

 

古代ギリシャの時代は、人間を4つの体素(粘液質・多血質・黄胆汁・黒胆汁)に分類しているんだけど、チベット医学でも本質的な考え方や対応する臓器が似ていたりして面白い。

 

チベット医学はアーユルヴェーダと中医学とペルシャ医学が融合したホリスティック医学なんだけど、多少違うところは伝わる途中でそれぞれの気候や人種の違いでアレンジされていったのかなあ?とか考える。

 

現代の西洋医学は「細分化して、必要な器官のみを治療する」というのがあたりまえだが、それまでの医学は「一人の人間を「部分の集まり」としてではなく、「全体」として考慮する」ことに重点を置き、どんな病気も症状を治療するより、その原因を見つけ出す必要性について説かれていた。

 

これは中医学(漢方)でもアーユルヴェーダでも同じ。

 

で、そのために「どんな体質・気質を持っているのか」と、「その気質にあう食事・ライフスタイル」「禁忌事項・避けた方がいいもの」があって、そのうえで治療としてオイルマッサージや鍼や指圧を施したり、瀉血や湯治をしたり、薬草を使ったりしていた。

 

この「薬草」というのが、東洋だと漢方・西洋だとハーブになるんだけど、「身体を温める」「冷やす」「精神的に活発にする」「リラックスさせる」「女性ホルモンを整える」みたいな様々な効能を持った薬草を、その人に合った体質と状況に応じて調合して治療したり、身体のバランスを整えていく。

 

で、西洋ではハーブがそれぞれ「これは太陽の属性の植物」とか「月の属性がある」とカテゴライズされていて、精油は植物の芳香成分を高濃度で抽出するから、自分の星座見て「太陽が牡牛座だから金星に属する精油をつかおう」とか「月が山羊座だから土星に属する精油をブレンドしよう」と、自分に足りなかったり過剰すぎたりするのを補う精油を使ってバランスを整えることで、自分の持っている質を気持ちよく使って生きていけるんじゃないか?と。

金星の精油の代表はローズですねハート

 

ちなみにものすごくざっくりですが、それぞれの星座に対応してる精油はこれ↓

1牡羊座 ローズマリー・ブラックペッパー

2牡牛座 ローズ・ゼラニウム・サンダルウッド・イランイラン

3双子座 ペパーミント・ラベンダー・クラリセージ

4蟹 座 カモミールジャーマン・カモミールローマン

5獅子座 ジャスミン・ベルガモット・オレンジ・ベンゾイン

6乙女座 ラベンダー・ペパーミント・クラリセージ

7天秤座 ゼラニウム・ローズ・イランイラン

8蠍 座 パチュリー・サイプレス・ベチパー

9射手座 ブラックペッパー・マジョラム

10山羊座 ベチパー・サイプレス・ユーカリ

11水瓶座 ネロリ・ベチパー・サイプレス

12魚 座 メリッサ・フランキンセンス

 

ちょうど今週木曜日双子座新月だし、気になる精油があったら週末にでもアロマトリートメント行って自分の太陽・月星座のブレンド作ってもらったオイルトリートメント受けると良い流れに乗れるかも~おんぷ

 

自分の星座の精油が(いまいちだなあ)と感じたら、真逆(1↔7・2↔8・3↔9・4↔10・5↔11・6↔12)の星座の精油を使ってみるのもいいと思いますうさぎ・ハート