『ラクダとは団体によって設計された馬である』
英国には、こんなことわざがあるそうです。
『いろんな人の意見を組み込みすぎると、
なんともいえない不細工な結果になってしまう。』
という意味だそうです。
ラクダにはとっては、失礼な話ですが、
結構、耳がいたい話です。
デザイン、組織のプロジェクトなど色々な場面に当てはまりそうですね。
つまり、意見が多いと、その全てを叶えようとするので、最終的にはソツの無い、
中途半端で誰にも響かないものになってしまうということです。
米AmazonのCEOジェフ・ベゾスさんも、【2枚のピザ理論】といって、
『2枚のピザで賄いきれる人数以内でプロジェクトは組むべきだ。』
と言っています。
多くても8人〜16人くらいということですね。
Amazonでそれなら、もっと小さな組織だと、
4人〜6人でもいいかもしれません♪
僕が尊敬する村上さんから学んだことでは、
会議の生産性を上げるには、
①目的を明確にする。
②重要人物だけを集める
③役割と事前準備を明確にする
④貢献に焦点を当てる
⑤結果を全員に報告する
⑥実行計画を明確にする
だそうです。
一言も意見を言わない人がいたり、
会議に消極的な人がいてもよくないそうです。
ちなみに、④の貢献に焦点を当てるとは、
その場への自分の貢献意識です。
自分の意見ではない反対意見に決まったとしても、
その決定事項に対して、腹を決めて取り組む。
つまり、会議とは
『自分の意見を通す場ではなくて、意見を言った上で、
決定事項に対しては全員で全力で取り組む場』
なんですね!
そして、意思決定は、少人数で行う。
大人数になってしまったり、意見が多岐にわたる場合は、
一度、意思決定権者が持ち帰り、決めて報告しても良いと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました〜
人生の基礎になる!人間力の磨き方
発行人:ムネ