お風呂の追い焚き配管は、見えない汚れの温床になりがち。この記事では、追い焚き配管の汚れの原因から、自分でできる掃除方法、プロのクリーニングサービスまで徹底解説します。おそうじ本舗やマイクロバブル洗浄など、具体的なサービス名も紹介しながら、安心・安全なバスタイムを過ごすための情報をお届けします。
 

執筆者:大津ふみあき

相模原市を中心にハウスクリーニングサービス「そうじ屋くま」を運営。元ホテルマンという異色の経歴を持ち、掃除業界歴は11年以上になります。

ホテル勤務で培った『おもてなしの心』を大切にした接客、清潔感あふれる丁寧な作業が特徴。特に、エアコンクリーニング・洗濯機クリーニング・風呂釜洗浄には定評があり、地域密着型のサービスで、主婦や子育て家庭のお客様を中心に高い評価をいただいています😊

モットーは「掃除を通じて暮らしに笑顔を届けること」。家の中の清掃を通して、家族が健康で快適に暮らせるようサポートしています。

また、『掃除の学校』の講師として、自身が積み重ねてきた経験や知識を伝え、多くの掃除業界関係者の育成にも力を入れています。

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追い焚き配管の汚れ、放置するとどうなる?

見えない汚れの正体:雑菌とバイオフィルム

追い焚き配管は、お風呂に入るたびに、皮脂や石鹸カス、入浴剤などが溶け込んだお湯が循環します。これらの汚れは配管内部に蓄積しやすく、特に温度と湿度が保たれた環境下では、雑菌やカビが繁殖しやすい状態になります。さらに、これらの微生物は互いに結合し、バイオフィルムというヌメリのある膜を形成します。バイオフィルムは、通常の洗浄ではなかなか落とすことが難しく、雑菌の温床となるため、放置すると様々な問題を引き起こす可能性があります。定期的な掃除でバイオフィルムの形成を抑制し、清潔な状態を保つことが重要です。バイオフィルムは配管内部に強固に付着するため、専用の洗剤や高圧洗浄が必要になる場合もあります。日頃から入浴後には追い焚き配管をすすぐなど、簡単なケアを心掛けることが大切です。

 

健康リスク:レジオネラ菌感染症のリスク

追い焚き配管内に繁殖したレジオネラ菌は、非常に小さな細菌であり、お湯を使用する際にエアロゾル(微細な水滴)となって空気中に飛散する可能性があります。このエアロゾルを吸い込むことで、レジオネラ菌が肺に感染し、レジオネラ肺炎やポンティアック熱といった感染症を引き起こすリスクがあります。特に、免疫力が低下している高齢者や乳幼児、基礎疾患を持つ方は感染しやすい傾向にあります。レジオネラ肺炎は重症化すると命に関わることもあるため、注意が必要です。定期的な追い焚き配管の洗浄・消毒は、レジオネラ菌の繁殖を抑制し、感染症のリスクを低減するために不可欠です。特に長期間お風呂を使用していなかった場合は、使用前に必ず追い焚き配管の洗浄を行うようにしましょう。

追い焚き機能の低下:熱効率の低下とガス代の増加

追い焚き配管内部に汚れが蓄積すると、熱交換の効率が著しく低下します。汚れが断熱材のような役割を果たし、お湯を温めるために必要なエネルギーが余分に消費されるため、設定温度に達するまでの時間が長くなったり、設定温度までお湯が温まらなかったりすることがあります。その結果、通常よりも多くのガスを使用することになり、ガス代が大幅に増加してしまう可能性があります。また、追い焚き機能自体に負担がかかり、故障の原因となることも考えられます。定期的な清掃によって熱効率を維持することは、省エネにつながり、結果的にガス代の節約にもつながります。追い焚き機能の性能を最大限に引き出すためにも、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

 

自分でできる!追い焚き配管の簡単お掃除術

準備するもの:過炭酸ナトリウムと必要な道具

ご自宅で追い焚き配管を掃除する際には、過炭酸ナトリウムが非常に効果的な洗浄剤として役立ちます。過炭酸ナトリウムは、酸素系漂白剤の一種であり、環境にも優しく、安全に使用できるのが特徴です。その他に必要な道具としては、ゴム手袋、バケツ、ブラシ、古タオルなどがあります。ゴム手袋は、洗剤による手荒れを防ぐために必ず着用しましょう。バケツは、洗剤を溶かす際に使用します。ブラシは、浴槽の縁や排水口などの細かい部分の汚れを落とすのに便利です。古タオルは、掃除後の拭き上げや、排水口周りの清掃に使用します。これらの道具を事前に準備しておくことで、スムーズに掃除を進めることができます。安全に配慮して掃除を行いましょう。

掃除手順:つけ置き洗いと追い焚き運転

まず、浴槽に40~42℃程度のお湯を、追い焚き口よりも5cmほど上まで溜めます。次に、過炭酸ナトリウムを浴槽のお湯に対して適量(製品の指示に従ってください)を溶かし込みます。よくかき混ぜて、過炭酸ナトリウムが完全に溶けるようにしましょう。その後、追い焚き運転を5分程度行い、配管内部に洗剤液を循環させます。追い焚きを停止し、そのまま2~3時間程度つけ置きします。つけ置き時間が長すぎると、汚れが再び付着する可能性があるので注意しましょう。最後に、排水し、再度浴槽に水を溜めて追い焚き運転を行い、配管内部に残った洗剤液をすすぎ洗いします。これを2~3回繰り返すことで、より効果的に汚れを落とすことができます。

掃除後の確認:汚れの排出と効果の確認

排水時には、お湯と一緒に汚れが排出されるか注意深く確認しましょう。黒いカスや、茶色い汚れなどが浮遊していれば、配管内部の汚れが落ちている証拠です。排水後、再度お湯を溜めてみて、以前よりもお湯の温まりが早くなったか、またはお湯の臭いが気にならなくなったかなどを確認しましょう。これらの変化は、掃除の効果を実感できる目安となります。もし、汚れがまだ残っているようであれば、つけ置き時間を延長したり、再度追い焚き運転を繰り返したりすることで、さらに効果を高めることができます。定期的な掃除と効果の確認を行うことで、常に清潔なバスタイムを維持することができます。

プロの技!徹底洗浄で安心・安全なバスタイムを

おそうじ本舗の追い焚き配管除菌クリーニング

おそうじ本舗では、専門的な知識と技術を持ったスタッフが、専用の洗浄剤と除菌剤を使用して、ご家庭ではなかなか落とせない追い焚き配管の奥深くに潜む汚れを徹底的に除去するサービスを提供しています。また、おそうじ本舗では、ファインバブル発生機という特殊な機器を使用することで、通常の洗浄では届かない微細な隙間にも洗剤を行き渡らせ、洗浄力をさらに高めています。さらに、除菌効果の高い薬剤を使用することで、レジオネラ菌などの雑菌の繁殖を抑制し、安心・安全なバスタイムをサポートします。プロの技術による徹底洗浄は、ご家庭では難しいレベルの清潔さを実現し、健康リスクを低減する効果が期待できます。定期的なプロのクリーニングをご検討ください。

おそうじ革命のマイクロバブル洗浄

おそうじ革命では、マイクロバブルという非常に小さな泡を利用した、革新的な追い焚き配管洗浄サービスを提供しています。マイクロバブルは、その微細なサイズゆえに、配管内の複雑な形状や、細かな隙間にも容易に侵入することができます。マイクロバブルが汚れに吸着し、浮き上がらせることで、通常の洗浄では落としきれない頑固な汚れも効果的に剥がし落とします。また、マイクロバブルは、洗浄効果だけでなく、消臭効果も期待できます。おそうじ革命のマイクロバブル洗浄は、配管内部を傷つけることなく、優しく丁寧に汚れを落とすことができるため、安心して利用できます。マイクロバブルの力で、清潔で快適なバスタイムを実現しましょう。

その他の専門業者と選び方のポイント

追い焚き配管のクリーニングを提供している専門業者は、おそうじ本舗やおそうじ革命以外にも多数存在します。業者を選ぶ際には、複数の業者から見積もりを取り、料金だけでなく、使用する洗剤の種類、作業内容、アフターフォローや保証の有無などを詳細に比較検討することが非常に大切です。また、実際にサービスを利用した人の口コミや評判も参考にすると良いでしょう。料金が安いからといって安易に業者を選ぶのではなく、信頼できる業者を選ぶことが重要です。作業内容や洗剤について、質問に丁寧に答えてくれる業者を選ぶようにしましょう。安心して任せられる業者を見つけるために、じっくりと時間をかけて検討しましょう。

 

そうじ屋くまの紹介

そうじ屋くまでは、高品質な「風呂釜洗浄」を提供しています。専用の洗浄剤と特殊技術で、バイオフィルムや雑菌を徹底的に除去。大浴場で使用されている洗剤の家庭版を使用しており、配管を傷めることなくしっかりと洗浄します。また、最後には浴槽と浴室の排水口も高圧洗浄できれいに仕上げます。

 

▶ そうじ屋くまの風呂釜洗浄について詳しく:https://kuma358.com/furogama 

▶ 作業動画はこちら:https://youtu.be/k8wUDjzX5AE?si=WiUuWvSTi9itNpWY

 

【プロに任せるメリット】

 ・家庭では落としきれない汚れや雑菌を徹底除去

 ・レジオネラ菌などの健康リスクを大幅に低減 

 ・追い焚き機能の効率アップによるガス代の節約

 

追い焚き配管掃除の頻度と日頃のケア

理想的な掃除頻度:年1~2回の徹底洗浄

追い焚き配管の徹底洗浄は、一般的に年1~2回を目安に行うのがおすすめです。ただし、お風呂の使用頻度や、入浴剤の種類によっては、汚れの蓄積具合が異なるため、状況に応じて掃除の頻度を調整する必要があります。例えば、小さなお子様がいるご家庭や、入浴剤を頻繁に使用するご家庭では、汚れが溜まりやすい傾向にあるため、年に2回以上の徹底洗浄を検討すると良いでしょう。また、定期的なプロのクリーニングと、日頃の簡単なお手入れを組み合わせることで、清潔な状態をより長く保つことができます。定期的なメンテナンスで、快適なバスタイムを維持しましょう。

入浴後の簡単ケア:残り湯の活用と排水

入浴後には、残り湯をそのままにしておかずに、速やかに排水することが大切です。残り湯には、皮脂や石鹸カスなどの汚れが溶け込んでいるため、放置すると雑菌の繁殖を促進する原因となります。排水する際には、追い焚き配管内もすすぐように、追い焚き運転を短時間(2~3分程度)行うことをおすすめします。こうすることで、配管内部に残った汚れをある程度洗い流すことができます。また、定期的に排水口の掃除を行い、髪の毛やゴミなどの蓄積を防ぐことも重要です。排水口の詰まりは、配管内部への逆流を引き起こし、汚れの蓄積を加速させる可能性があります。日頃の簡単なケアで、配管の清潔さを保ちましょう。

入浴剤の選び方:配管に優しい成分を選ぶ

入浴剤を使用する際には、配管を傷めにくい成分のものを選ぶように心がけましょう。特に、硫黄や酸性の強い入浴剤は、配管を腐食させる可能性があり、長期間の使用は避けるべきです。入浴剤の成分表示をよく確認し、「中性」または「弱酸性」と表示されているものを選ぶのがおすすめです。また、炭酸ガス系の入浴剤は、配管内部の汚れを浮き上がらせる効果が期待できるため、比較的配管に優しいと言われています。入浴剤を選ぶ際には、香りや効能だけでなく、配管への影響も考慮することが大切です。配管に優しい入浴剤を選び、快適なバスタイムを楽しみましょう。

まとめ:定期的な掃除で快適なバスタイムを!

追い焚き配管の掃除は、単に見た目を綺麗にするだけでなく、健康と安全のためにも非常に重要なメンテナンスです。配管内部に蓄積した汚れは、雑菌の繁殖を促し、レジオネラ菌感染症などの健康リスクを高める可能性があります。また、汚れは追い焚き機能の効率を低下させ、ガス代の増加にもつながります。自分でできる簡単なお掃除と、定期的なプロのクリーニングを組み合わせることで、いつも清潔で快適なバスタイムを過ごすことができます。定期的なメンテナンスは、配管の寿命を延ばし、長期的に見ると経済的なメリットももたらします。家族みんなが安心して入れるお風呂を維持するために、追い焚き配管の掃除を習慣にしましょう。

 

中古マンションの追い炊き配管洗浄は、信頼できる業者に任せるのが安心です。

相模原市・町田市・八王子市を中心に活動する「そうじ屋くま」では、 お客様の声を大切に、心を込めて作業しています。

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