新年明けましておメズマライズ!
本年もよろしくお願ヒプノタイズ!(茶魔語みたい..)
新年一発目は"SYSTEM OF A DOWN"(システム·オブ·ア·ダウン)が2005年にリリースした二連作から同年11月リリースの後発アルバム『HYPNOTIZE』(ヒプノタイズ)をご紹介です。
本作で話題となったSOAD印の変態曲は9曲目の『VICINITY OF OBSCENITY』(ヴィスィニティー·オブ·オブスィーニティー)で「バナナ、バナナ、バナナ、テラコッタ、バナナ、テラコッタ、テラコッタ、パイ!」という意味不明な歌詞のせいもあってか別名【バナナ·ソング】とも呼ばれています。
"サージ·タンキアン"の変幻自在な変態ボーカルが印象的。曲調も変態。ヘヴィ·サウンドなのに重苦しさも無く寧ろ笑いが込み上げて来る1曲...。SOADの真骨頂ですな...。
このアルバムの個人的ハイライトは『LONELY DAY』(ロンリー·デイ)と『SOLDIER SIDE』(ソルジャー·サイド)のラスト2曲。
LONELY DAYの方は"ダロン·マラキアン"がソング·ライティングを担当した特に捻りも無いシンプルな楽曲なのですが胸に迫るサビメロは秀逸。はっきし言ってこの曲で本編の幕を閉じても満足出来るレベル。
...しかし、この後に続く最終曲SOLDIER SIDEの歌詞と物悲しいメロディで更に胸を締め付けられる...。僕は前回の記事でこのアルバムを【エモーショナルに振り切った作風】と表現しましたが、恐らくこのラスト2曲のインパクトが強過ぎた為に尚の事そう感じたのでしょう...。特に歌詞の方は昨今の世界情勢ともリンクしてしまう部分があったりしてやり切れない気持ちになりますね...。
ソルジャー·サイドへようこそ
ここにいるのは俺だけ
みんな死を迎える為に大人になる
ここにいるのは俺だけ
墓穴の底に男達の骸が横たわっていた 救世主がいつやって来るのか疑問を抱きながら
彼は救われるのか
別の人生でのお前は罪人なのかもしれない
お茶らけた奴なのかもしれない
死んで当然なのかもしれない
息子達の出発を誰しも泣きながら見送った
神は黒い服をまとっている
遠くに行っても彼が見つけたのは失望だけ
もう二度と戻って来ない
息子達の出発を誰しも泣きながら見送った
どんな若者も行かねばならない
彼は真実を知るに至った
もう家に帰る事は無い
若者達は自分の墓の上に立っている
ジーザスはいつやって来るのか疑問を抱きながら
彼らは救われるのか
勝者への残虐な行為、司教は王に言う、彼は嘘つきだと
お前は嘆く立場なのかもしれない
死んで当然なのかもしれない
息子達の出発を誰しも泣きながら見送った
神は黒い服をまとっている
遠くに行っても彼が見つけたのは失望だけ
もう二度と戻って来ない
息子達の出発を誰しも泣きながら見送った
どんな若者も行かねばならない
彼は真実などどこにも無いのだと知った
もう家に帰る事は無い
ソルジャー·サイドへようこそ
ここにいるのは俺だけ
みんな死を迎える為に大人になる
ここにいるのは俺だけ
ソルジャー·サイドへようこそ
ここにいるのは俺だけ
ソルジャー·サイドにいるのは
ここにいるのは俺だけ
傑作と言える二連作MEZMERIZE&HYPNOTIZEをリリースしたSOADですが2007年には無期限の活動休止宣言。このニュースを知った時は「えっ?なんで今?」と驚いてしまったのですが、それは僕だけに限らず多くのファンが思った筈...。
はっきし言ってあのタイミングでの活動休止は余りにも勿体無い...。MEZMERIZE&HYPNOTIZEはヘヴィ·ロックの枠を超えた普遍的ロック·アルバムだったと思うしそれに見合ったチャート·アクションも起こした...。確かにSOADの音楽はアクが強いので好き嫌いはハッキリ分かれそうだけど、それでもより多くの層に受け入れられるチャンスとも言えた時期...。僕が愛読していたロキノン始めメディアの取り上げ方を見ても間違い無くバンドに追い風が吹いている状態でした...。
まぁ、内情はよく知りませんがサージが音楽以外の活動に精を出してバンド活動に積極的ではなくなったというのが無期限活動休止の主な原因らしいですね...。確かにサージ以外のメンバーは度々メディアでもバンド活動を止めてしまった事を悔いるような発言をしています...。
2017年に"クリス·コーネル"が亡くなった際に寄せた追悼コメントでは「クリスは休む事無く音楽活動を続けて来た..、それに比べて俺達は..」と自虐的に語っていました...。
そして、つい最近更新されたネットニュースによるとメンバーの"ジョン·ドルマイアン"(D)は「俺達はこの約15年間を無駄にしてきた..、俺達はあの時バンド活動を止めるべきではなかったんだ..」或いは「サージがやらないと言うなら代わりのボーカリストを迎えてでもバンド活動を続けるべきだった..」等と今更言っても仕方が無い発言をしており、当時を振り返って「2006年頃にサージと完全に別れてお互いが前に進むべきだった..」とも語りました。
SOADは2020年に久方振りの新曲を2曲発表しており「いよいよ本格的に再始動か?」と思われたのですが、ここに来てこの様な不穏な発言が飛び出すというのはつまり結局またバンド仲が上手くいっていないという事なのだろうか...。
【新年】
昨年の終わりがけに新車を購入し、その特典で木曽路のおせち料理が貰えたので今年の新年は特におせちの準備も要りませんでした。うちは貧乏一家なので"木曽路のおせち"ってのがもう珍しくて珍しくて...。
おせちは12月29日に宅急便で届いたのですが「届いたからには早く食べたいよね..」という事でネット検索してみたところ、どうも北海道や東北の一部の地域では大晦日に年越しそばと併せておせち料理も食べてしまう風習があるみたいです...。そんな訳で我が家もそれに習い昨年は大晦日に年越しそばと併せて木曽路のおせちも食べてしまいました。
大体の家庭が元旦に食すであろうおせち料理を敢えて大晦日のうちに食べてしまおうというこの反骨精神!これこそがパンクな生き方!(いや、違うと思う..)




