紙加工業に携わっている僕は印刷物の後加工となる【型抜き】を主に担当しているのですが、最近はとあるきっかけから【断裁】にも手を付け始めました。現在、断裁を担当しているのは気さくな性格の50代のオジサンで、仕事の合間を見ては僕に断裁を教えてくれるのですよ。

ただ、このオジサンは日頃の不摂生の賜物か、心臓やら肝臓やら膝やら腰やらあちこちが悪く何かと会社を休みがちで、そんな時は曲がりなりにも断裁をかじった僕が代役で断裁をこなします。先月などは心臓手術の為に二週間も休みおったしな...。(大丈夫かよ..)

...で、その二週間は覚束無いながらも何とか"型抜き"と"断裁"の二足の草鞋で頑張った僕なのですが、そんな折、社長が【安全講習】を受ける事を勧めて来ました。

巨大な包丁が搭載された"断裁機"の取り扱いは非常に危険。【労働安全衛生法】によると断裁機オペレーターは安全講習を受ける事が義務付けられており、基本的には安全講習を受けた事により交付される修了証を所持していないと断裁機を触ってはいけないらしい...。もうバリバリ触っとるやん...。はよ言えよ...。

安全講習が実施される会場には客人用の駐車場が無いとの事でしたので公共機関を使って行きました。当ブログは仕事ブログではありませんので講習の詳しい内容は割愛。二日間に亘る講習を終え、晴れて修了証も交付されました。


                              【洋楽ネタ】

さて、実はここからが本題。前述の通りこの日は公共機関を使って会場に行っておりましてね...。早朝から電車を乗り継いで行ったのですが、勿論、帰りも電車です...。乗り換えの駅は名古屋駅...。たったひとりで名古屋駅に降り立った訳です...。この年に一度有るか無いかのチャンスを逃す訳にはいかんでしょう...。
やって参りました久々のタワレコ!過去のブログでも書いていますが、前回タワレコに来たのは救急車で運ばれて名古屋市内の病院に入院中だった婆さんに杖を届けるという名目のどさくさに紛れて行って以来...。その時は"DINOSAUR,JR"(ダイナソーJR)のアルバム『SWEEP IT INTO SPACE』(スウィープ·イット·イントゥ·スペース)を買いましたね...。

あれが昨年10月の事でしたので1年振りのタワレコですね...。感慨深いなぁ...。今年4月にリリースされた"RED HOT CHILI PEPPERS"(レッド·ホット·チリ·ペッパーズ)のアルバム『UNLIMITED LOVE』(アンリミテッド·ラブ)が何だかんだでまだ未購入でしたので今回はそれを買う予定。(続く10月14日にも新譜が出ますがこの日は残念ながらまだリリースの1週間前でしたのでまたの機会に..)

ただ、レッチリのアルバムを買う事は確定しているのですが、この日は時間がありましたし、せっかくなので久し振りにゆっくり店内を物色してみる事に致しました。

...というのも、この日の安全講習は17時30分までの予定だったのですが、柔軟性のある素晴らしい講師さんが「これ以上教える事も無いから今日は終わりにしましょう!」と言って16時30分に終わってくれたんですよね...。そして、勿論妻には予定通り17時30分に終わるという事にしておいて空白の1時間をタワレコで過ごそうという次第なのであります。グッジョブ講師!

早速、洋楽ロックコーナーを物色し始めましたが程無くして知らないバンドが非常に多い事に気付く...。昨今は洋楽ロックにも殆どアンテナを張っていませんから今どきのバンドなんかは分からないんですよね...。最近は"MANESKIN"(マネスキン)とかいうバンドが話題らしいけど全然知らんし...。

ある程度物色を済ませたので続いてメタルのコーナーへ...。メタルはそんなに聴きませんが時間を持て余していたので取り敢えずアルファベット順に物色。"T"の辺りへ来た頃にようやく"TOOL"(トゥール)の存在を思い出しますが「どうせ無いんでしょ?」と素通りしようとしたところ、"完全生産限定版"の7文字が目に飛び込んで来たので思わず二度見。
こ..、これは...。『FEAR INOCULUM』(フィア·イノキュラム)【完全生産限定版】やないか...。

「誰かに横取りされてはいけない!」と思った僕は手に取ったCDを迷う事無く真っ直ぐレジへ持って行き無事に購入した訳ですが、後になって冷静に振り返ってみれば客もガラガラの店内で、しかもトゥールのアルバムなんかを一体誰が横取りするというのか...。(そんな事よりレッチリはどうした?)
「たかがCD1枚でそんな大袈裟な..」と思われた読者の方もいるでしょうが、僕がここまでこのアルバムに対して脇目も振らず必死になるのには理由があるのです...。

始まりはFEAR INOCULUMがリリースされた翌年の2020年初頭...。たまたまタワレコに行けるチャンスがあったのでFEAR INOCULUMを買う為に立ち寄ったのですが残念ながら品切れ。仕方無く妥協して"STAR CRAWLER"(スター·クロウラー)のアルバム『DEVOUR YOU』(ディヴァウア·ユー)を買いました。(これはこれで良いアルバムでしたけどね..)

そして、FEAR INOCULUMを手に入れる事が出来なかった無念の想いは当時のブログでも女々しく綴られております...。
これ以降、今日に至るまでに妻の目を盗んで幾度と無くタワレコへ足を運ぶ機会はあったのですが、ただの一度もFEAR INOCULUMに出会う事は叶いませんでした...。(しっかりしてくれよタワーレコード○鉄○ッセ店..)

ストリーミングも考えた事はあったのですが、大本命バンドのトゥールのアルバムをストリーミングで済ます事にはどうしても抵抗があり、結果、それもせず...。(めんどくせぇ男だなぁ..)

そして、何時しかFEAR INOCULUMを手に入れる事を諦めてしまった僕は「トゥールだけが洋楽ロックじゃないさ..」とアルバムの存在すら忘れかけていたのですが、そんな矢先、"寝耳に水"の様なタイミングでアルバムを手に入れる事が出来たので喜びの余り思わずその場でガッツポーズしてしまいましたよ...。

しかし、こうして振り返ってみると、例えば安全講習が定刻(17時30分)通りに終わっていたら僕は慌ててタワレコに行き、FEAR INOCULUMの有無も確認しないまま、真っ直ぐレッチリのアルバムをレジに持って行った事でしょう。(いや、レッチリはレッチリで欲しいんだけどね..)

講師さんの粋な計らいにより定刻より1時間も早く講習が終わってくれたからこそCDを物色する時間の余裕も出来てFEAR INOCULUMの存在にも気付く事が出来たのです...。つまりアルバムを手に入れる事が出来たのは講師さんのお陰...。グッジョブ講師!(レッチリはまた次の機会に買います..)