日本の海を巡る旅。小笠原諸島 父島。その8。 | 世界の海を旅する水中写真家 古見きゅうのブログPowered by Ameba

日本の海を巡る旅。小笠原諸島 父島。その8。




小笠原取材を無事に終え。

東京に向かう船の上でこのブログを書いています。

昨日は乗船前にある出会いを求めて朝から海に出ました。



毎回のことですが、

自然を相手にしていると

自分の思った通りに撮影が進まないのが大半です。

もちろん撮影することができずに取材が終了することも多々ありますが、

そんなことは当たり前として受け止めて、

常に気持ちがぶれないようにしっかりと現状を見つめるように努めます。



このあとどうすれば良いのかと。

どうすれば撮影できるのかと。

常に考え、想定して、情報を聞き、

その瞬間を待つだけです。



そして、その時が訪れた時にしっかりと冷静に撮影し

結果を残す。

ただその繰り返しです。



何も特別なことはなくて、

当たり前のことを当たり前に続ける。

すると一瞬で通り過ぎてしまう運が、

少しだけ明確に見えるようにタイミングがあるんですね。



小笠原は素晴らしい出会いをたくさん与えてくれました。

本当にありがたい。



こちらの模様は年明け2月発売の月刊ダイバーで特集される予定です。

みなさん楽しみにしていてください。



撮影協力
フィッシュアイ
ボニンブルー




それから2015年は個人的にも忘れられない年となりました。

4月に「WAO!」(小学館)を刊行し、

コニカミノルタプラザでの個展。

6月には「THE SEVEN SEAS」(パイ インターナショナル)の刊行。

7月には「TRUK LAGOON」(講談社)の刊行、

そしてキヤノンギャラリー銀座、札幌、梅田での巡回展。


長年取り組んで来たことがそれぞれ実を結び、

本当に充実した素晴らしきアウトプットの年となりました。

これもいつも応援してくださっている方々や、

仕事の上で支えてくれる皆さんのおかげです。



いつも本当にありがとうございます。



今年の活動を活かしていくのも、

今後の僕の活動次第。

しっかりと気持ちを締め直し、

来年も一歩一歩進んで行きたいと思います。



それでは皆さん良い年をお迎えください。