『ぼくのなつやすみ3』ゲームプレイ③:ツバメが如く | Born Again

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にしきくんのなつやすみも終わったのでまとめを書いてしまいますやしの木

 
 

ぼくなつ恒例の虫相撲でラスボス戦を見据えるにしきくんだが、ここで衝撃の事実。

 

「北海道はカブトムシがいないべさ」ゲッソリ

 

どうりで探しても獲れない訳だ。

 

『3』で登場するカブトムシは、勇人くんが室蘭のデパートで買って貰ったこの一匹だけで、幸いエースのミヤマカミキリが強いので一発で勝って入手。

 

押しの力はやはり強く、後で書く「三強」の一角だけど、『2』のカブトと比べて大技に偏ってて、小技でダメージを与えるよりも基本はひたすら押すだけでなので、前作よりは最強感は薄い。

 

そして待ちに待ったラスボス、カナチョロ🦎

(トカゲじゃなくてカナヘビ)

 

前作もザリガニだったけどもはや虫じゃねぇポーン

(爬“虫”類だからギリセーフ?)

 

前作のザリガニは体力クソ多い代わりに全く回復しないので総当たりで倒せたけど、今回は普通に回復するので一発勝負。

 

スペック的に対抗出来るのはオオクワ・カブト・ミヤマカマキリの「三強」だが、特に一回目はかなり育ててても一発で勝つのは難しく、思うように技を出して体力削れるかはその時の虫の気分次第。

 

一回目はミヤマカマキリで何日も負け続けてようやく倒したけど、二回目はオオクワで一発で倒せました爆弾

 

 

全部の虫を使ってみての感想は、虫のスペック的にはオオクワとミヤマカマキリがツートップで、カブトとオオルリオサムシがその次ぐらいかな。

 

先述のようにラスボスは『2』と違って総当たり戦術じゃないので、複数の虫を並行して育てる意味はあんまり無い。

 

加えて虫によって押しの強さ・技の手数の多さ・スタミナのスペック三本柱が固定なので、例えば弱い虫(私の場合ノコギリクワガタ)をどれだけ序盤から育てまくっても強さの限度は決まってるので、 上位のスペックの虫やラスボス戦では何の役にも立たない。

 

なのでラスボス戦を考えたら「三強」以外の虫を集中強化する意味はあんまりなく、他の虫は三強が出てくるまでの繋ぎというか、好きな人はお好みで…って感じなのが今回の虫相撲の総合的な印象でした。

 

各虫ごとの印象も書きたいけど長くなるし需要もないだろうから割愛。

 

 
 
虫ずもうでラスボスに勝って、これもぼくなつ恒例・山解禁富士山

 

実はハリボテだった(!)消防団倉庫の向こう側に入り、ヒリヒリ岳の山頂へ。

 

正面にウーテイ山がそびえる絶景を見ながらゲーム的に一段落というのもぼくなつ恒例お茶

 

まとめるのも面倒いので、ここからはハイライト的に夏の出来事を祭

 

①ごろう脱走

 

寺で保護されてた迷い熊の“ごろう”が脱走くま

 

正確には、ごろうの境遇に感情移入したにしきくんが檻の扉を開けて脱走を幇助

 

住職「誰かが逃がしたんだよ」

・・・目の前に犯人いるけどね滝汗

 

 
佐川にしき「やっと檻から飛び出したな!」

 

結局ごろうは再度捕まって動物園に引き取られたとさ(そのイベント見逃したけど。)

 

 

②緑ちゃんと二回目デート

 

レンガ橋の向こう側に緑ちゃんと二回目のデート。

 

一回目同様デートを否定して距離を離しながら行く緑ちゃんだが、丸太の一本橋にビビって結局にしきくんと一緒に渡って“デート”に。

 

この2人、終始脈ありそうで何もなかったな。

 

緑ちゃんがパス出してもにしきくんが鈍感すぎて全然気付いてないし、にしきくんは緑ちゃんに黙って未知ちゃんとデートして緑ちゃんキレさせるし、特に何も進展しなかったなえーん

 

③どうする大神!?

 

川の向こうに住んでる大神さん

 

都会に住んでる息子から一緒に住もうと誘われるも、本当は田舎でずっと暮らしたい大神さんの本音を察して後押しするにしきくん。

 

大神さんはそのままこっちで暮らす事に。

「都会に行けば?」って言ってたらどうなってたのかな。

 

 
 

④ガラス細工

 

ゲーム中の色んなイベントをコンプすると工房のお姉さんから貰えるガラス細工。

 

例えば俳句で免許皆伝認定されて“松尾にしき”となったご褒美で貰ったガラス

 

イラストだけど綺麗キラキラ

 
 

⑤日食

 

唐突に始まった日食イベント花火

 

「太陽がんばえ~」と皆で応援

数少ない皆でなんかやる系のイベント

 
 

⑥ツバメの巣立ち

 

牧場の裏に巣を作って住んでるツバメの親子。

 

時々見に行ってヒナが落ちてたりするので巣に戻してあげないと、ヘビに食べられたりするヘビ

 

これを中盤までやってヒナ5羽が全員無事だとゲーム的にクリアでツバメの旅立ちイベントがあったり、さっきのガラス細工も貰える。

 

この“ツバメ”が後にまた出てくる…。

 
 
⑦合唱練習

 

月末に退任する担任の保田先生に送る合唱の歌の練習を1人真面目にこなす“マテ”(北海道弁で真面目・几帳面の意味)な緑ちゃんルンルン

 

そして時々冷やかしに行くにしきくん

 

♪さぎりひ~ゆる 港への~

 胸にし~ろし 朝の霜~

 

緑ちゃんの役の女の子の、ちょっと鼻声ぎみの声が結構クセになる感じで、その声で歌う「冬景色」の歌は、曲自体の良さもあって耳に残ります。

 

合唱当日はにしきくんが東京に帰る31日…。

 


 
 
 
 
主なイベントを振り返った所でにしきくんのなつやすみもいよいよ終わり月見
 
当初の帰京日に母親が出産して父親が迎えに来られなくなって、帰るのは延びて31日に。
 
列車に乗るにしきくん
ホームで見送る吉本さん一家
最後にちょっとだけ見える勇人くんと礼くん
 
ゲーム時間と同じく1日に(ゲーム中の)1日ずつ進めてきたので、にしきくんと同じ時間でほぼ1か月過ごした北海道を離れるとなると、やっぱり寂しさがこみ上げてくるえーん泣
 
そしてエンディング曲は緑ちゃんが歌っていた合唱の曲「冬景色」の合唱バージョンというエモい演出ルンルン
 
映像こそ無いものの、本編とこうやって繫がってきます。
 
 
エピローグ
 
ツバメのようにやって来て、いつの間にかここ(牧場)に居着いた男の会話
 
「えっ、ボクはツバメですか?」
 
⇧この会話、驚いてるのは本編ではおじさん(緑ちゃんの父親)なんだけど、エピローグだとダンカン(大人のぼくくんの回想の声)なのよね。
 
つまりぼくくん(にしきくん)は大人になって“ツバメが如く”北海道に帰ってきたって事か?…という感じで終わり。
 
 
 
 
○総合評価
 
2007年に当時の最新ハードだったPS3で発売された『ぼくなつ3』
 
HDMIでやってたのもあって、PS2やPSPと違いまず単純に画が綺麗だなぁと。
 
細かい所だと、例えば食事の時におじさんだけご飯大盛りだったり、カレーのルーのかけ方が人によって違う(おじさんだけ全部かけで他は半分かけ)とか、そういう所にも小さいこだわりがあったりして面白かったです。
 
ストーリーは『2』ほどお話の分量モリモリではないし、ドラマティック性もやや少ないけど、家族や友だち・近所の人との素朴な触れ合いがメインという感じ。
 
あと地方色というか、言葉や文化の面で内地(本州)と違う点を色々出してたのも他にない魅力で良かった。
 
北海道弁はそんなに訛りがキツくないけど、ちょいちょい知らない言葉や表現も
 
虫相撲の時の「負けちゃったしょや」とか。
 
その虫相撲は、 テクニカル系のカミキリや持久系のオサムシなどが増えてバリエーションが増え、好みの虫を使う楽しさもあってそこは二重丸
 
カナチョロは一発勝負じゃないと倒せないのでそれはキツかったけど。
 
○昆虫採集:127/128
 
上旬しか捕れないホタルだけ捕り逃した~えーん
 
『2』の時は期間限定のレア昆虫が本当にレアで捕りにくかったけど、『3』はレア昆虫も比較的出現頻度が高くて捕りやすくなってたので、ホタル以外は全部捕れましたちょうちょ
 
別にコンプしてもトロフィーとか無いけど。
 
 
 
 
 
最後に夏の思い出📸
 
PS3なのでPS2より単純に綺麗で、ボリュームも『2』ほどではないけど満足感あって、虫相撲もバラエティに富んでて楽しかったニコニコ
 
山が舞台なのでスルーしてたのを後悔するぐらいちゃんと“ぼくなつ”してて楽しかったですやしの木