先月始めからやってた『Watchdogs2』をようやくクリアしました
主人公エイデンの復讐物語でシリアスなテイストだった前作と打って変わって、サンフランシスコを舞台にハッカー集団デッドセックの一員・マーカス(左から2番目)とその仲間を中心に不正を行う企業やライバルのハッカー集団他との戦いが描かれます。
ゲーム全体としては前作と比べてドンパチ要素が減って、よりステルスに重心を置いたようなゲーム性になっていて、操作も前作より若干複雑になってるので、スキルを覚えて使いこなせないと最初のうちは結構難しいです。
あと敵も人間だけでなくロボットや番犬もいて、特に番犬は匂いを嗅ぎつけて隠れてる場所を突き止めてくるので早めに倒さないと厄介で、大体失敗する時は犬に見つかった時でした
ただ1ヶ月もやってるとさすがに慣れてきて、終盤になるとかなりテキパキ潜入も出来るようになって、成長を実感出来たりもします。
前作で酷かったパルクールの質や車の挙動も大分改善されてました。
ミッション以外にも街のそこら中にお金や服などが拾える集め物の要素があり、これらを駆使して“かなりややこしい場所”に隠されてるそれらの物を集めていきます。
簡単そうに見えても、ドローンやラジコンで360度見回さないと入口が分からなかったり、近くにリフトがなくて別の場所から持っていかないといけなかったり、経験値獲得も含めて序盤にやってたけど、ここで予想以上に時間を取られました
この手のゲームの代表格(かつ、おそらく意識もしてるであろう)のGTAでもPS2時代の『SA』で(サンフランシスコがモデルの)サンフィエロが出て来たけど(3枚目)、画像を比較してもその差は歴然。
GTAは制作側のゴタゴタでもう新作は出ない感じだけど、もし次世代機でリメイクされてたらこんな感じなのかな?というのを別ゲーとはいえ味わう事が出来ました。
公道のカートレースは普通に面白かったです
ヨットレースは風向きによって露骨にスピードの上下が激しく、上手いこと風に乗らないとレースにならないのでかなり難しく、あんまりやらなかったです
ドローンレースはコースに沿って進んでタイムを計るだけだけど、ジャッジシリーズのドローンレースと違って操作がレース使用になってなくて手こずりました
UBIのスタッフはジャッジシリーズのドローンレースをやってちゃんと勉強してくださいw
しかしこれまた前作登場キャラでctOSの開発者でもあるTボーン:レイモンド・ケニー(中央)の助けもあって持ち直します。
ハイテク企業やSNS企業などあらゆる主要企業を使い、株価の操作や個人情報の売買、選挙の不正投票などを行い世界を支配しようとしたブルーム&ドゥシャンに対してマーカス達はリベンジを成し遂げ、ドゥシャンの不正を暴いて逮捕にまで導きました
余談ですが、1枚目の写真、あるミッションで高層ビルから脱出する時に(同じ会社の)アサクリの例のアレやっててワロタw
ちなみにゲーム内のサンフランシスコにもUBIの会社が実際にあってサイドミッションで潜入します。
本編の感想はこれ位で、後は小ネタ。
前作であった蜘蛛のロボットのミニゲーム、今作ではハイテク企業が実際に秘密裏に開発してたという設定でマーカスが地下の秘密ラボに潜入するミッションもあり、(前作で面白かったので)また操作出来て良かったです。
マーカスの衣装の中に謎の日本語セーターがあったんで着せてます(笑)
「大の山れ JAPAN」・・・意味分からん
ラーメン屋が3軒、漫画屋?、柔術道場、指圧、生け花教室、金門橋の浮世絵、なんちゃってコスプレガールが街角で踊ってたりします。
まぁこんな感じでエリアごとに特徴が違ってて街歩きの楽しみもあり、そこの作り込みは前作の反省かなと思ったりもしました。
最初は難しかったけど、じっくりやりこむ内に前作を大幅に上回る作品 に仕上がってると感じたし、ドンパチ一辺倒ではなくステルスに重きを置いてて、ステルス好きの人には面白いゲームじゃないかと思います