アラシを指導中、いきなり大怪鳥
フォンが鳴り響いた
アラシをポイっと、ほっといてフォンに出ると武田幸三から電話が

「ねぇ~、ちょっと酷いんじゃないですか~
」と幸三。「何だよ、何がだよ
」「ジム開いたんですかー?何で俺に言ってくんないんですかー
」(すっかり案内を出すのを忘れてたのにしっかり言い訳は忘れない大怪鳥
スペシャル大技
)「何だよ~、メールしただろ~(嘘八百
)」「メール来て無いっすよ~
冷たぇよなぁ~
」以下のやりとりを、いつものアラシの得意技

「ねぇねぇ、だ~~いかいちょ~う
」の話割り込みを 「ウッセー、黙ってろ
」にて黙らせ、
「お~いつでも遊びに来てくれ、幸三
」とシャットダウン

武田幸三
誰もが知ってるスーパースター

そんなスターと何の間違えか俺も拳を交えた事がある。遥か10年前

これは本当に後悔の残る悔しかった試合だ。
俺は必死に戦ったはずだったんだが、全く歯が立たなかった

幸三の全てに遊ばれた。
(遊びだったのね私とは

)ボコボコにされた次の日、ローキックを蹴られまくった左足は右足より倍に腫れ上がり太くなっていた

以来、もう一度、幸三と試合をしよう

幸三に少しでも近づこう

アイツに借りを返してやろう

と頑張って来たはずの俺だったんだが…
幸三はラジャダムナンタイトル獲得
という快挙を成し遂げ、さらにはK-1 MAXという大舞台に上がり最高峰の魔裟斗選手との決戦へ
追い掛けていたはずの幸三を本気でテレビの前で本気で応援してた俺

最後のクラウス戦。
幸三はボロボロだった。疲れ果てていた。
幸三らしく豪快に散った。
俺はテレビの前で涙していた

幸三は毎年、どこで知ったのか知らないが俺の誕生日
に必ずメールをくれるナイスガイだ
そんなツワモノならではの心配りは当然、持ち合わせている男

幸三、数々の熱戦、本当にお疲れ様でした。次のステージを陰ながら楽しみに応援しています

…そして、月日は立ち

ジムにはチョー豪華なお花が届いた

幸三、ありがとう。いつでも遊びに…いや、顔を見せに来るだけでいい。お待ちしていますm(__)m
お花がジムに贈られ、それを見た会員さん方が。「えー何で大怪鳥
、武田幸三からお花来てるのー?知り合いなのー?」(小松センセ
)「何で花が届いてるんすかー?大怪鳥
、ミーハーなんじゃないすかー?」(大沢の野郎
)「魔裟斗からは無いのー?」(アラシの野郎
)「武田幸三来たら、俺、写メ撮っていいすかー?」(疑惑の銃弾先輩
)貴様ら…






幸三、やっぱ、しばらく来んな


大怪鳥
