NHKスペシャルで
フジコ・ヘミングさんの特集を見ました
苦労されながらも
素敵に歳を重ねていらっしゃいましたよね
頭はしっかりしたまま衰えてしまうのと
身体はしっかりしているのに脳が…
…どちらがいいのだろうって思ってしまう
最近、近所のスーパーに行っても
かなりお年を召されているのに
しっかりとされているご婦人が目に付く
いいなぁ
なんでママちゃんは
認知症になっちゃったんだろう
そぅ思うとすごく悲しくなる
ママちゃんは買い物さえも
一人ではできなくなっていたものね
認知症が進行したママちゃんと
暮らすようになり
顔をみると、その人は認知症なのかどうか
わかるようになってきたような気がする
病院にいても
認知症のひとは付き添いの方と一緒だし
目にチカラがないというか…
常に脱力している感じ
ママちゃんは親戚づきあいも
わりとマメにしていたし
お裁縫仲間とか
近くに住むお友達も結構いて
電話したり、行き来したりしていたようだ
だけど…
私たちと同居をはじめて
親戚やらママちゃんの友人から連絡があっても
もう、ひとりで出かけることはできないし
自覚のないママちゃんは勝手に約束してしまう
「実は、認知症の診断がおりまして…」と
ワタシが電話をかわって説明したりしていた
ママちゃんの認知症を伝えたとたん
誰からも連絡が来なくなった…
後でわかったことだが
ママちゃんは悲惨なほど浪費していた
数十万円単位の贈り物をしたり
ホテルのディナーに誘ってごちそうしたり
突然家に遊びに行ったり
約束していたのに忘れてしまったり
皆、なんだかおかしい
と思っていたのでしょうね
中には、
「何度も夜中に電話があってびっくりしたのよ」
…苦情のような…そういうお話もいくつか聞いた
みんな関わり合いたくないんだよね
そう思って独り介護がよけい悲しくなった
近くに住む母の妹
一人暮らしの叔母だけは連絡をくれたり
遊びにきてくれたりしていた
だけど、彼女には下心があり
いづれは自分も助けが必要になる…
だけど共同生活なんてまっぴらごめん
その時は
「〇〇〇ちゃん(ワタシ)よろしくね」って
無理~~