ー他人の気持ちー
自閉症の子供たちに
どうやって
人の気持ちを理解してもらうのか?
難しいですよね。
実は、海外では
Zones of Regulation
ゾーンズ オブ レギュレーション
(たぶん、日本語では規制区域という意味かな?
と思うのですが)
と、いう教科書があって
それに基づいて感情を
教えていきます。
こんなふうに、青色、緑色、黄色、赤色
の4つのゾーンがあります。
青色は
疲れていたり、悲しかったり
沈んでいるとき、
緑色は
嬉しい!楽しい!集中している!
など、ハッピーな気持ちのとき、
黄色は
されて不愉快だったり
ちょっと嫌だなぁと思う感情、
赤色は
怒っている時の感情、
をそれぞれ表しています。
子供たちは
顔の表情の絵のカードと
それに伴う言葉のカードを
それぞれ、当てはまると思う
ゾーンに置いていって
それぞれの感情が
どういう事なのかを学んでいくんです。
そして、
この顔をしているときは
怒っている
それに紐付けられる言葉は
〇〇だよ
と、いうふうに少しずつ
学んでいきます。
もちろん、一回ではなくて
小学校6年間と中学校の3年間
これを
学んでいくのですが
海外では
いわゆる
普通の健常児と呼ばれる子供たちも
このテキストを使って学んでいきます。
確かに、こう教えてもらえると
分かりやすいですよね。