こんにちは。
深圳駐在約1年、新米2児ママのNinaです。
初めましてはこちら
これまでの経緯はこちら
夏休みももうすぐ終わりですね。
うちはもうすぐ3歳になる娘が幼稚園に通っているのですが、来週からいよいよ二学期が始まります!!
待ちわびていたのは、娘だけじゃなくママも同じ
やっと夏休みが終わるよーーー
でも、当初想定していたよりは、事前に買い集めたものでなんとかなっていました。
特に公文。
文字を書くって感覚よりは、
好きなペンを自分で選んで(ここ大事)なぞる工程が好きみたい。
各用紙に書いてある数字を読むのも楽しい。
娘は20までは数えられるけど
「21」は「12」って言っちゃったりするので
それが読めるようになるのが楽しいみたい。
シールも貼れる。
しかも、シールが増えていくにつれて
「こんなに出来た!」と嬉しそう。
ここまで書くと、2歳にしてはすごい勉強大好きな大人しい子に見えるかもしれませんが、そうじゃないんです。
あと1週間で夏休みが終わるって頃から、
本当に手を焼いていました。
娘のイヤイヤ期ってやつに
2歳手前からイヤイヤ言っていましたが、
3歳目前にして、
あれってイヤイヤ期じゃなかったの!?
って思うくらい日に日にエスカレート
しかも幼稚園ではいい子にしているらしいのに、家に帰ってきた途端スイッチが入る典型的な内弁慶。
あー、私の小さい頃そっくりでイヤになるわ
今なら自分の母に「あの時はごめんね」と素直に言える気がする笑
特に、色々とできるようになってきたから
尚更のこと、
自分でしたかった。
〇〇がしたかった。
の主張で急に火がついたように泣いて転がり回ることが増えました。
しかも、娘はちょっと言葉が遅いタイプらしく、なかなかしたいことを言葉にできない。
言葉にできたとしても発音が聞き取れないことが多い。
ママに言いたいことが伝わらないもどかしさも相まって、どんどん泣き方がエスカレートしているようでした。
昨日もちょっとした買い物&散歩に出かけたのですが、帰り道にスイッチオン。
何が気に障ったのかわからないけど、突然泣き始めました。
理由を聞こうにも泣き過ぎてて上手く話せない。
ようやく少し「○○したかった」と言うのが聞き取れたけど、
「○○」が何言ってるかわかんない!!!
え、中国語?英語?日本語?って思うぐらいわかんない。
娘は日本語しか話せませんw
やーーーっとの思いで「石で遊びたかった」と言うのが聞き取れて、
そこまで戻って「いいよ、遊んで」と言ってみるも、
「違うーーーーーーー!!!!」っとキレ気味に号泣。
私、6ヶ月のナナ男(9Kg)抱えて、アグーーーーーーってなりました。
買い物した荷物もあるし、ヘトヘト
そこから、どんなに穏やかに説得しても
家に帰ってお菓子食べよう!って提案しても
かくれんぼの真似っこしながら、こっちだよーって促してもテコでも動かず。
あとちょっと歩いてくれたらマンションの門なのに。
あの門をくぐればすぐに家なのに。
娘もそれは分かっているはず。
道路に面している所で立ち止まって地団駄踏み始めたので、車が通る度にヒヤヒヤして放置も出来ず。
私:「ニー子のお家どーこだ??」
ニー子:「ギャーーーーーーー!!」
私:「ごめんね。石で遊びたかったんだよね。遊んでいいよ?」
ニー子:「ア゛ーーーーーーー!!」
私:「じゃあニー子はどうしたいの?お口でちゃんと話して?」
ニー子:「違うーーーーーーー!!!」
私:「言ってくれなきゃママわからないよ。ちゃんと聞くから話してくれる??」
ニー子:「〇〇したかったのーーーーーーー!!!」
私:・・・・ この子、我が子ながら大丈夫かな。
その後、強制連行
泣きわめくニー子の洋服を掴んで、歩かせながらマンションまで入りました。
その姿、安全な所まで連れて行ったところで手放すと、ギャン泣きのニー子。そりゃそうだ
それを見かねて、通りがかりの中国人のおばさんがニー子を抱っこしてくれました。
「私が抱っこしようね。ママは疲れてるからね」
この行動に私も号泣
その後、おばさんは違う棟だからと、私たちのマンション棟の入り口でニー子を下ろすと、今度は別のおばぁちゃんがニー子を抱っこしてくれました。
「今度は私が抱っこしようね。ママは小さい子を抱っこしてて疲れてるのよ」と。
これにも号泣
謝謝。謝謝。と何度も泣きながらお礼を伝えました。
中国人にとって子供は宝なんだなと改めて実感。
子供の幼少期に中国で子育てできていることは私にとっては良かったのかもしれない。
あまりにも育児キャパが不足し過ぎていて、周りの方達に救われているよ
その後、ニー子がおやつを食べると、
ニー子:「あー、美味しかった。ニー子、お腹空いてたからグズグズしちゃったの〜」
私:「あとちょっと歩いたらお家帰れたでしょ?それでもお腹が空いたなら、お腹空いたって言ってね?」
ニー子:「うん!」
お腹空いたり眠くなると怪獣化するのって1歳台だけじゃないの?
大人の足で15分で往復できる所、1時間半かかって帰宅しました
私も洋服を引っ張って娘に怖い思いをさせてしまったことは反省し、娘の昼寝中に育児雑誌を読んでいると、気になる記事が。
2、3歳児のイヤイヤ期は
「第一次反抗期」
ではなく
「葛藤期」
この記事によると、
イヤイヤと言ったり、自分でいろんなことをやりたがったり、自己主張が強くなるのは、親に反抗している訳ではなく
「どこまで自分の行動が許されるのか」を
「信頼できる相手」に対して試している時期
自分の主張が通らなかった時、自分の中で折り合いをつける練習をしている大切な時期なんだと。
これに、私心の中で何かがスーーーーーーっとしました
実は夏休みが始まる前にも手を焼いていたことが。
それはマンションのエレベーターのボタンを押せないと娘が床に転げ回って泣くことが続いたからでした。
幼稚園から楽しく帰ってくる。
いざマンションに着いてエレベーター前になってニー子以外の人がボタンを押すとそこから号泣。
これが、約1ヶ月続きました
泣かれるのが嫌で敢えてニー子がボタンを押せるタイミングでエレベーター前に行ったりして乗り切っていましたが、何度説明しても、いつまで経っても改善がみられないので、堪忍袋の緒が切れた私は、
一喝
エレベーターはみんなのもの。
ニー子がボタンを押せないことだってある。
何度も説明しているのにわかってくれなくてママは悲しい。
ボタンが押せなくて悔しかったのはママはわかってる。
だから泣きわめくのはもうやめて。
という趣旨の内容を、
目を見なさい!!!
と激怒しながらお話したことがあります。
流石に怒りすぎたなと反省していたけど、
ニー子はそれ以降、エレベーターのボタンが押せなかった時、
「エレベーターのボタン押せなくてもニー子泣かなかったよ!」と嬉しそう。
あー、あれは試されてたんだな。
と、この記事を読んで納得しました。
どこまで自分のワガママが通るのか。
怒鳴らなくても理解してもらえたかもしれないから伝え方は工夫が必要だけど、
「親への反抗」じゃなくて、
「自分との葛藤でもがいてる」って思ったら
なんかスッキリしました。
愛おしくさえ感じました。
次からはもう少し待ってあげようかな。
次はこういう風に声かけてみようかな。
まだまだ新米ママですが、ちょっとずつ頑張っていきたいなと思いました