忘年会の季節ですね~ ![]()
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酒飲みの町高知県には、よその地には無いだろうという
恐ろしい武器があります。
それがこれ!
可杯(べくはい) ← 詳しくはクリック
杯(さかずき) というからにはお酒を飲む物です。
この愛くるしいヒョットコの口をよ~く見てください。
そうです 穴が開いてます。
そして、このいかにもって顔の天狗様これも杯です。
さっしのいい人はもうお気づきですね~ ヘ(゚∀゚*)ノ
これにお酒を注がれると、飲み干すまで置けませ~ん。
置いたとたん!!
「まけるじゃか~っ!!」
(っ`Д´)っ・:∴ゴルァ!!!!!!
と怒鳴り散らせれます。
(まけるとは土佐弁でこぼれるのことです。)
まさに凶器です。(ノ_・。)
それも土佐の女性が持つと鬼に金棒! お好み焼にマヨネーズほどの最強ペアとなります。
高知の人間は酒が強いとよく思われがちですが、それは誤解なんです。
正しくは・・・高知の女性は酒が強い(好き)なんです。
ワタシがまだ二十歳そこらの夢も未来もランランと輝いていた頃
こんな事件がありました。。。。。。
サスペンスたっちで・・・・・
酔狂の宴もようやく静まった午前0時、一人の男が場末のスナックにいた。
欲望の町をあまたの堕天使が駆け巡る。そんな喧騒を避け、男は酒という媚薬が体から消えるのを静かにまっていた。
客のいない寂れた店・・・・ 時間だけがゆっくりと流れていく。( ̄ー ̄)
ふとそこへ黒猫が迷い込んできたかと思うと、スルリと男の隣に座った。
虚をつかれた男が目をやる、そこには紫色のスーツにを身にまとった女が座っている。
オトコ : 「ちょっと酔ったかな」 (*´σー`)
女は常連のようで店主に「いつもの」とか細く放ちボトルを持ってきてもらった。
ロックグラスに注がれる、微香を漂わせる澄んだ液体。
女の傍らに置かれた、似つかわしくない物
濃いエメラルド色した日本古来よりの容器
一升瓶だ!
それを女は勢いよく飲み干す。
オンナ : 「おまんも飲みや」 (゙ `-´)/
女は唐突にそして平然と、男のグラスになみなみ透明な液体を注ぎ込んだ。
男はしぶしぶの表情を浮べそれをいっきに飲み干す。 ハイハイ (´。` ) =3
嫌そうにはしているが、その実、男の心の内にはすでにエロスが顔を覗かせている。
ドキドキ"o(〃・ω・〃)o"ワクワク
それを察したかのように女は酒を注ぎ、自分も浴びるかのように飲み干していく。
危険な狂宴の始まりと知ってか知らずか・・・・
そんな二人に「情」が芽生えるまでには、いささかも時はかからなかった。
それは愛情なのか欲情なのか、それとも・・・・・ 時はたちまち過ぎていき
二人のボルテージも加速度を増してあがっていく。
o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪♪(*^ ・^)ノ⌒☆| 壁 |д・)
狂喜に満ちた二人に、店主から奇妙な形をした杯とサイコロ・お椀がわたされる。
「チンチロリン」の始まりだぁ
サイコロをふる
お椀の中で小気味良い音でサイコロが踊る
チンチン♪ チンチロリ~ン♪
穴の開いた杯を持ち男も女も酒を飲む
1杯が
3杯・・・・・・
6杯・・・・・・・・
10杯・・・・・・・
悪魔のテンカウントがごとく競りあがっていく。
薄れ逝く意識の中で男は初めて女をまじまじと見た!
大魔王サタ~ンへと変貌を遂げた女の姿を
「ケラケラ」と笑いながら容赦なく襲いかかるサタン! ( ̄w ̄)Ψ
なすすべなく打ちのめされる男
さらに妖艶な舞いとラリホーがごとき歌で男を狂わす女
飲ま ヽ(∀`●ヽ)飲ま(ノ●´∀)ノ飲ま。゚+.ヽ(●´∀`●)ノ。+.゚ イェイ♪
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いく時間が過ぎただろうか
激しい痛みと悪寒のなかで男は目を覚ました。
生臭い匂いが辺りにたちこめている。
それは、おばばのパンツの中におじじの入れ歯を
納豆でローリングサンダーしたような匂いだ!
なぜか抱きかかえている枕が濡れている。妙な輪郭が頬に当たって気持ちが悪い。
男はきしむ体を無理やり起こした!
「ゴロン」 足元に横たわる得体の知れない物体
つぶらな目をこすり、まじまじと見る! (=-=)
そこには巨大なコイが横たわっていた。
男が正気を取り戻したその場所は・・・・
高知城のお堀
まさに大魔王サタ~ンに犯された男だった。







