こんばんは。
日曜の夜、駅を出たところに30人ほどの人だかり。
みんな同じ方向に向かって
携帯でシャッターを押しまくり。
「???」
その方向を見ても、変わったものは何もないよ?
・・・・もしかして・・・・。
急いで自宅に戻り、私も撮影しました。
「その夜は、金星が月の真上に来る日だったんですよ」と。
確かに次の日は、もう星はなかったです。
「携帯で人だかりで写メ」という光景自体は
興ざめなんだけど、忙しい一日の終わりでも
足を止めて夜空を楽しめる心のゆとり、
素敵&風流だなぁ~と思いました。
なかなかいいかも。我が町、我が町の人々。
*********************
前回のブログで、次は水について書きますと
宣言したことが気になりつつも、
今はとても書きたいことがあるので、
水のお話しはまた次回に。
で、月曜はフードマタースの上映会、
火曜はグリーン・スムージーの講演会に行ってきました。
いろいろ考えさせられ、いろいろためになる情報も得られ、
同じことに関心を持っている人々と
同じ空間と時間をシェアできたことも、
とかくマニアックな健康を追求している身としては
嬉しく心強い励みになりました。
その一方で、どちらのイベントで伝えられた内容に対しても
無批判にすべてを受け入れるということは
できないし、するべきではないという思いを強くしました。
いろいろな健康法をさまよい歩き、
知識だけはやたらと豊富になったものの、
スーパーヘルスを達成できている訳でもない現在。
今最も追求したいこと、
これまでの健康遍歴の集大成となる探求は、
他の誰とも違う個性を持った自分の体、
その体の機能の独自性を、
どこまで理解できるかだと感じています。
ローフード、リビング・フード、ナチュラル・ハイジーン、
ゲルソン療法、甲田式小食健康法、西式、
クシ式マクロビオティック、桜沢式マクロビオティック、
世の中には素晴らしい健康法がたくさんあり、
どれもそれぞれに素晴らしいけれど、
ある健康法と別の健康法とでは
相容れない食材があったり、
全体的にはうまく実践できても、
どうしても消化がうまくいかず、
調子が悪くなる食材が含まれていたり。
あふれる情報の渦の中で、
本当に自分に合うものはなんなのか、
体の声に注意深く耳を澄まし、
感覚を研ぎ澄ませていくこと。
個々の食材や調理法、食事の量やタイミング、
ストレスや運動などの負荷のかかり具合などで
体や心はどのような反応をするのか。
体の内側に絶えず意識を向け、心を配り、
反応の原因を理解する、日々の小さな反復の中で
あぶり出される消化・代謝の自分だけの個性。
誰にでも万能に効く唯一無二の健康法を探す旅は、
ある種、自己判断を放棄し、自分の健康の責任を
メソッドにゆだねてしまうと言う意味では
信仰のような危険性を孕んでいる。
自分の体の責任を取るのは自分。
先人の残して下さった偉業の中にちりばめられた
キラ星のようなヒントを道しるべとしつつ、
誰も歩いたことのない道をひとり分け行く・・・。
くぅ~、なんかハードボイルド?
なんだかよくわかりませんが、情報を盲信せず
自分できちんと考えるて取捨選択する
主体性が大切だなという、
わりとありきたりな言葉が、しっかりと
腑に落ちた感じのする2日間でした。
どうでもいいヲタクな一人語りをお読みいただき
ありがとうございました。