ローフーディスト定番のスプラウト作り。
かれこれ20年ほど前に
「もやし研究会」というところから
メールオーダーで専用のざるとポリ袋を取り寄せ、
チャレンジしたことがありました。
(↓今でも売っていたのですね!)
おりしも、バブル全盛期の浮かれた平成のTOKIO。
花の女子大生だったのに、
もやしづくり。
世間の華やかな流行とは無縁の生活を
武蔵野エリア某M市のN崎・・・。
陸の孤島と異名を取る場所にて
ひっそり送っておりました。
その当時は上京したばかりで、
初めての嬉し恥ずかし一人暮らし。
親元を離れて思う存分、
おしゃれや彼氏やコンパやデート
しとけばよかったのに、
おのれの思う理想の健康食を追求できる!
もう、肉を食べろだとか、
雑穀は鳥のえさだとか、
やっと戦争が終わって白米が食べられるのに
玄米なんか食べる気がしれないだとか、
言われなくてすむ。ヤホ~。
と開放感を味わっておりました。
そんな時に出逢ったのが、
故・丸元淑生先生の「システム料理学」という本。
ビタ・クラフトという、栄養の損失を最小限に抑える鍋。
(↑20年経った今も、新品同様に活躍中)
エレクトラロックスという、質実剛健な冷蔵庫に
システマチックにストックされた
栄養満点の隙のない常備菜。
日々の食事の準備に丸腰で立ち向かうな!(笑)
という先生のお言葉と、どこかアメリカのかほりただよう
最新の栄養学に裏付けられた、
合理的な料理の美学に、シビれたものです。
当時、高校の時からの宮沢賢治熱が高じて
玄米正食を目指したものの、
今のマクロビオティックという横文字の
おしゃれなイメージもなく、
またそのうち書こうと思いますが、
当時の桜沢式バリバリの厳しい食養に
ついていけなかった私には、
丸元先生のシステム料理学は
清涼剤のような新鮮さを感じたものでした。
その中で大きな役割を演じていたのが「もやし」。
最高に安全で、最高に新鮮で、最高に栄養価の高い、
サイコーなたべもの。
で、チャレンジして、挫折しました。
・リンスがめんどくさい。
・夏場すぐに腐る。
・ざるにからみついた根が掃除しづらい。
・種の殻を取り除くのがめんどう。
・それほど美味しく感じなかった。
しかし、今またもやしが熱い!
今回購入して大ヒットだったのが
アメリカで特許を取ったもやし栽培器だとか。
リンスしなくて良い。と言う言葉に半信半疑で購入。
そばとごまを試してみました。
大~成~功
そばは納豆と和えて、ごまは豆腐・水菜とサラダに。
そばのイノチと、ごまのイノチと私のイノチ。
はじけるイノチのエネルギーが共鳴しあって炸裂!
体が喜んでるのが、はっきり分かりました。
グルメな外食や手の込んだ贅沢なお料理興味ないし、
なんだかんだいって、こんなものを食べる時が一番幸せだな~。
幸せ気分で宵を過ごすのに大好きな曲 お届けして・・・。
この次は、モアベターよ