今回のライブは、お客さんとしては何度か観に行ったことがあり、出演者として初めての出演になる鶴舞のDAYTRIPさんでライブをしてきました。
この日のライブのMCの時にも少し話しましたが、DAYTRIPと言えば僕が高校生や大学生の頃に同級生がよくライブしているのを知っていて、僕は一人で家で悶々とギターを弾いていて、ずっと羨ましく思っていました。
その時のことを思えば、今回ステージに立つことができた喜びはひとしおでした。
ましてや自分が作った曲をギターを抱えて一人で唄うなんて、当時の自分からすれば想像もつかなかったと思います。
今回の出演者さんは、にっしぃ君とは一年前のOYSさんでのライブぶりに再会したのと、その他の出演者の方々は初めての顔合わせでした。
Yukaさんは僕が通っているボイトレ教室の先生のお友達ということで、まさかの繋がりにびっくりしました。
小山さんは僕がよくお世話になっているギター弾き語りの野々山聖さんと繋がりがあったので、事前にお話は伺っていました。
そういえばこんなに大勢の方々とライブをするのは初めての出来事です。
皆さん優しい方ばかりで、楽屋でみんな揃って話をしていて、変に緊張することなくリラックスした気持ちで過ごすことができました。
因みに10代後半や20代前半の若者に混じって僕だけ唯一30代のおっさんがいるという事態でした。
そろそろ年齢を聞かれた時は詐称しなければいけない頃合いかもしれません。
1番手は、海野未岬さんとサポートのくらちやすさん。
いきものがかりのSAKURAを伸びやかに唄われていて、その唄声に寄り添うギターの演奏も凄い上手で初っ端から驚嘆しました。
2番手は、朝日椎菜さん。
カメラマンをやられているとのことで、カメラを題材にした恋愛の曲を唄われていて、発想が良いなぁと思いました。
アー写とかボチボチ誰かに撮っていただきたいです。
3番手は、にっしぃ君。
一年前に比べて成長している!と思い、自分も頑張らねばと刺激を貰いました。
にっしぃ君の人柄や曲調がやっぱり好きだなぁ。
4番手は、小山桜子さん。
野々山さんからの前評判通りに唄声や醸し出す雰囲気が良いなぁと思いました。
お客さんの人気があるのがわかった気がします。
5番手は、Yukaさん。
しっとりとした曲を中心とした演奏で聴いていて癒されました。
MCでの低身長のネタは僕も使えるなぁと思い、いつか使用させていただきます。
6番手は、MARINさん。
栄ミナミ音楽祭にも出演されるとのことで、レベルが凄く高かったです。
この後に僕の出番だったので、観ていて冷や汗をかきました。。
トリは、稲葉将也さん。
最初にライブの詳細が送られてきた時は稲葉さんの名前は無く、僕がトリになっていて、えぇ~!と正直焦りましたが、締めは稲葉さんで本当に良かったと思います。
それぐらい曲の世界観が良くて演奏も素晴らしくて、普段の物静かな感じと唄う姿のギャップに完全にやられました。
他の出演者さんも勿論それぞれの特色があって演奏も唄もお上手で、僕は足元のモニターから返ってくる自分の荒々しい演奏から生ずる音の塊をくらい続けながら精一杯唄いました。
今回は初めて歌詞が完全に飛ぶ事態も起こったり、ここ最近の練習不足が色々と祟ってしまったと猛省せずにはいられませんでした。
あと今回は敢えて水を飲まずにやりきろうと思ってステージドリンクを用意しなかったら、途中から喉がめちゃくちゃ乾いて唄ったり喋ったりするのが凄い辛くなったり…。
MCの内容も朝からずっと考えていたけど、あんまり面白いことが言えなかったなぁと、こんな感じでまだまだ失敗をしております。
でも何だかここしばらくのライブは、ステージに立って唄う時の恥じらう気持ちが薄れてきたというか、ようやく少しずつではありますが、内なる自分を出せるようになってきたという自信がついてきた感覚があります。
今年のGWはたくさんの方の演奏を観てきましたし、特にこの日の前日は夜空と月のピアス×鶴舞Perchの合同企画ライブ「Nagoya Sound Base 2016」でレベルの高い演奏を何度も味わったので、もっと自分を曝け出そうという意気込みがまた一段と違いました。
下手糞な演奏をお客さんや出演者さんにお聞かせしたのは心苦しくはありますが、僕自身は唄っている時もMCで喋っている時も楽しくて、一年半ぐらい一人で唄ってきて、初めて演奏時間が短く感じられました。
周りの目など気にせず自分を曝け出して良いんだよっていうリミッターのようなものが外れたというか、自分で無理矢理外したというか。
セットリスト
1. あの娘が好きだ
2. 青春応援歌
3. 何の為 生きる
4. 感謝の唄
5. 大好きだ
今回は最近作った新曲は全て控えました。
このセットリストにしたことには意味があって、ライブの時の告知ではポロっと言いましたが、時期にその意味がわかるかと思います。
しかし今思うと、この日の出演者で僕の曲調は一人浮いていたなぁと思います。
後悔は全然してないですが。
何と今回は凄く珍しいことに終演後に打ち上げが!
鍋やカレーを食べることができて大満足です。
朝型人間でもあるので、もうかなりおネムな状態ではありましたが。。
でも年が離れた方達と話す機会があることは、改めて考えると音楽をやってなかったらあまり無いよなぁと思いました。
若くて可愛らしい女の子と仲良くなりたい!という欲望は自分はあまり無いのだけれど、ある人から見れば羨ましい光景なのかなぁと思いを馳せてみたり。
でも実際はジェネレーションギャップを感じて凹むことばかりですが。。
逆にそのギャップが新鮮で面白かったりもします。
余談ですが、海野未岬さんに僕が鍋を器によそって渡したら、しめじの芯のような物が入ってしまったらしく、一生懸命時間をかけて食べる姿におっさんは胸を打たれました。
Twitterのプロフィールをたまたま見たら、よくもしめじの芯を入れてくれたわね的なニュアンスの可愛らしい文言が早速載っていて、また一つほっこりした気持ちにさせていただきました。
この日、自分の出番を終えた頃、夜空と月のピアスのオーナーのクラッシュじろうさんから来月の僕の自主企画に出演して下さるスノハラさんがオープンマイクに参加しているという連絡が来ました。
「恥をかきに来ました」と言って、頑張っているぞ、と。
スノハラさんは60歳に近いご年齢の方で、2年ぐらい前に本格的に音楽活動をスタートされました。
出会いは僕が通っているボイトレ教室の昨年の6月の発表会で、通っている校舎は違うのですが、ギター弾き語りというスタイルや、好きな音楽のジャンルが似ているという共通点があったので、それ以来仲良くさせていただいてます。
年齢を重ねれば重ねる程、恥をかくことは少なくなると思いますし、自分から恥をかきにいかなければ恥をかく機会も少なくなると思います。
そんな中でも、スノハラさんは秘めたる想いを表現しようと果敢に立ち向かっていて、今回も積極的にオープンマイクに参加されていて、若い僕が恥をかくことに対して躊躇っている場合ではないぞと、より強く思いました。
主催者としても不甲斐ない演奏をするわけにもいけないので、お互いに刺激を与え合いながら、来月の自主企画に向けてしっかり準備していきたいと思います。
◆次回のライブ◆
2016年5月9日(月)
「うっしーサミット」
場所:ALLAN POOHSAN(名古屋市緑区)
時間:OPEN 19:00 / START 20:30
入場料:¥1,000
出演者:うっしー。 / 二村ユーリ / MASATO / Billy&Ken
今月は前半にライブが集中していて、県外に遠征しての久々の路上ライブや、初めて訪れるお店でも唄ってきます。
今年はしばらく作曲に専念してライブの本数を減らす予定でしたが、色んな意味でそうはいかなくなってきました。
二村ユーリ official website













