加藤文太郎は兵庫県浜坂町の出身。

登山が高価な装備でパーティーを組むなどブルジョアの娯楽とされていた大正時代に、単独行での活動を行った不世出の登山家だ。

新田次郎の小説『孤高の人』は加藤文太郎が実名で登場する山岳小説。

 

加藤文太郎は14歳で神戸の和田岬にある現三菱神戸造船所の研修社員として入社した。

小説の最初に出てくる、文太郎が見た高取山。

 

折角、神戸に住み始めたんだから、六甲山は登ってみたい。

文太郎が歩いた須磨から宝塚までの50数キロの六甲山系全山縦走を分割で歩いてみたいと思った。

トレッキングシューズなんて20余年ぶりに履くんですけどね。

 

1回目、JR塩屋駅をスタートし神戸電鉄鵯越駅ゴール。

 

六甲全山縦走を西側からスタートすると、標高の低い山が続くので私みたいな素人のウォーミングアップにはちょうどいい

旗振山 253m、明石海峡大橋を望む景色にテンション上がる。

 

 

鉄拐山 237m 神戸の海岸線の景色。

 

気分は登山なんだけど、住宅地の裏山って立地でお年寄りの散歩コースにもなっている。

栂尾山までの登山道は400段近い階段は、散歩には強度が強めだけどね。

 

須磨アルプスは全山縦走コース前半の見所でもある。

花崗岩が風化した馬の背のコースはスリルがある。

 

高取山(328m)は小説『孤高の人』の冒頭に出てくる場所だ。

その後は住宅地を通り、神戸電鉄鵯越(ひよどりごえ)駅をゴールとした。約14キロ 6時間

 

 

六甲全山縦走の2回目

前回ゴールとした神戸電鉄鵯越駅から市ケ原(桜茶屋)までを歩き、三宮から帰る。 

 

家からよく見える山頂のアンテナって菊水山(458m)だったんだ。

 

 

鍋蓋山486m 

六甲山って『山に登ってるのに海を見てしまう』って何かに書いてあった。

海から一気に駆け上がるこの高度差の景色が六甲山のいい所なんだな。

 

 

再度山に毎日登山の碑。

昭和の初めには神戸に住む外国人の影響で毎日登山やハイキングが定着していたそうだ。

毎日登ってノートに名前を書くのだそうだが、2万回って人もいるとか。

 

神戸の繁華街、三ノ宮から1時間歩くだけで、渓流での水遊びができる市ケ原。

2回目はココまでとして、布引ダムを通って新神戸駅をゴールとした。 約10キロ 4時間

 

今回の菊水山と鍋蓋山は自分の家からでもよく見えることに気が付いた。

六甲山って神戸の裏山って感じだ。


六甲全山縦走 後編 に続く。

 

 

 

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