男系は男尊女卑の流れを引き継ぐものであろう。
今更こだわるべきことではない。
むしろ憲法にあるごとく、国民の総意を尊重すべきである。
よくわかりもしない古代を引き合いに出してもはじまらない。
明治以前は男尊女卑そのものであった。
皇室が女系であって悪い理由はない。
確かに女性には出産という一大イベントが控えている。
それさえも乗り越えてこその男女同権であろう。
男女にはちがいがあるとしても、天皇の位に男女の区別があってはならない。
皇室の存在自体も国民の総意がなければ危うい。
時代は変わっているのだ。
政治家が密室で決めていいことではない。
天皇家には立派な第一子がいるではないか。
女性であるという理由で別宮に移すべきであろうか。
憲法には男子に限るとはされていない。
皇室典範の改正は可能であろう。
それをしないなら、天皇家を私物化しているとの批判は免れない。