男系男子論は神武天皇論とおなじだろう。
意味をなさない。
これらの識者は世界に冠たる男系男子という。
そもそも皇室はあやうい存立のうえにある。
国民の総意がなければ公的立場は失うのである。
江戸時代、皇室は残った。
秀吉も皇室を残した。
皇室は時の権力者に利用されながらも生き残ってきた。
それは男系男子のゆえであったのだろうか。
今日、ときの権力者は国民である。
皇室はどのように生き残っていくのであろうか。
男系を選択するのか。
あるいはそうでないのか。
すくなくとも、知識人に勝手に決められてはこまる。