【夢エール】より


「本当は、生きていたかった。

ほとんどの人に夢があった。

愛する人もいた。

恋人とも家族とも本当は一緒にいたかった。

決して、笑って死んでいったわけではない。

でも行くしかなかった。

愛する人を守るために、行くしかなかった。」


特攻隊の方が、守ってくれた。

生きていることは、決して当たり前ではないと思った。

忘れてはいけないと思った。


トメさんが、ずっと伝えられていた言葉を教えていただきました。


「忘れてはいけない。

伝え続けていかなければいけない。

特攻隊の若者がいなければ、
私たちは生きていないということを。

生きていることは、決して当たり前ではないということを。


なぜ、生き残ったのか考えなさい。

何かあなたにしなければならないことがあって

生かされたのだから。」

【特攻の母鳥濱トメさん】

大事なのは『勝ち気』より『負けん気』

誰かに勝つのではなく、去年の自分に負けないようにがんばる。

昨日までの自分よりも、ほんの少しでも成長するために、いまという時間を精一杯に生きる。

これが、これからの時代の生き方。

つまり、戦う相手は『自分』ということです。

《同じ姿》  

仕事で家を空けることが多いAさんが、久しぶりにわが家に帰りました。食事を終え、テレビを観てリラックスしていると、4歳の息子が突然、「もうテレビを観る時間は終わり!」とテレビを消してしまいました。
  
不意の事態に怒りを露わにしたAさん。驚いた息子は、申し訳なさそうにたたずんでいます。しかしAさんは、ソッポを向いて眠りに就いてしまったのです。
 
翌日、出社したAさんは、先に来ていた後輩に挨拶をしました。ところが、元気のない後輩の挨拶に腹立たしくなり、態度に表わしてしまったのです。カリカリするAさんの傍で萎縮している後輩の姿を見て、Aさんはドキッとしました。〈昨晩の息子の姿とまさに同じだ〉と思ったのです。Aさんは、〈自分のことばかり優先して、周りに対して責め心を持っていた。言葉や態度に表わして、周りに気を遣わせていた〉と気づかされたのです。
 
日頃の所作が何気ないところに出てしまうのだと、反省したAさん。周囲あっての自分であることを再確認し、息子や後輩たちとも仲直りしたのです。