ロビンマスクの品格 | 『肉イズム』~女房を質に入れてでもあなたに伝えたいこと~

『肉イズム』~女房を質に入れてでもあなたに伝えたいこと~

さあ、今こそ少年時代のワクワクを取り戻すときだ。

みんなと同じでなくていい。

できるだけ自分らしく

 

 

キン肉マンに登場する超人は、

それぞれ特徴的な話し方をします。

 

ゆでたまご著『キン肉マン第3巻』集英社

ロビンマスクのように品格を感じさせる口調の超人もいれば、

 

ゆでたまご著『キン肉マン第54巻』集英社

ブロッケンJr.のように不良少年っぽい口調の超人もいる。

 

ゆでたまご著『キン肉マン第54巻』集英社

サイコマンのようにオネエ風の敬語で話す超人も。

 

 

 

 

 

漫画のキャラクターなのだから当然と言えば当然ですが、

それぞれ個性豊かで面白いですよね。

 

しゃべり方だけでなく、

闘い方、コスチューム、生き様…

 

一人一人の超人がみな“らしさ”を発揮しています

 

「みんなと同じ」になろうとせず、

唯一無二の存在として、生き生きとしています。

 

 

「右へならえ」をする日本人

 

 

そこで、我々人間はどうか?

 

ともすれば、

「みんなと同じ」に寄っていく傾向があります。

 

特に日本人はよく「右へならえ」をする民族と言われています。

 

最近読んだ本にもこんな一節がありました。

 

「おそらく、日本人は『普通教』なんですよ。

けして無宗教ではない。

この宗教は「みんながやっていることを黙って一緒にやること」を善とするので、信者はみんな同じように生きようとします。

だから、みんなが大学に行けば行くし、就活をすればするし、残業をすればする。まあ、そういう宗教なんですよ」

 

→プロ奢ラレヤー著『嫌なこと、全部やめても生きられる』扶桑社

 

 

みんながやっていることを黙って一緒にやることを善とする風潮…

 

最近でも、「トイレットペーパーを買い占め騒動」が起こりましたよね。

 

あれも、「みんなが買い占める様子を見て、自分もなんとなく買ってしまった」

という人も結構いるのではないかと思います。

 

日本人は普通教…

 

まあ私だって普通教を少しかじってますよ。

iPhone買ったのだって「みんなが使ってるから」です。

 

 

「みんなと同じ」で得られる安心感

 

みんながやっているからという理由で盲目的に自分も同じことをする――

 

なぜか?

 

それは、不安になるからだと思います。

 

みんながやっているのに自分だけやっていない、

みんながやっているのに自分だけ違うことをしている、

 

すると、

取り残される、

周りから白い目で見られる、

というマインドがあるのだと思います。

 

みんなと同じ行動を取っていれば、とりあえず無難、

取り残される心配もない、

周りから白い目で見られることもない、

バカにされることもない、

 

周りを気にしてなんとなく「みんなと同じ行動」を選んでいる人も多いでしょう。

 

横並びでいることに安心を感じる、

だからみんなと同じ行動をとる。

 

 

レオパルドンが教えてくれたこと

 

 

でも大丈夫です。

 

公共のマナーやダンス、マスゲームなど例外はありますが、

人と違うことをやってても全然問題ない。

 

先日も伝えましたが、

我々キン肉マンファンはレオパルドンから学んでいるじゃないですか。

 

「人それぞれの輝き方がある」と。

 

だからみんなと同じでなくていい。

 

それぞれの感性に従って行動し選択し、生きていけばいいと思うんです。

 

 

自分らしく生きる時代

 

 

今後の時代背景を考えてもそう。
 

進学、就活、終身雇用、クルマ、結婚、子育て…

 

確かにひと昔前の日本には横並びの価値観が幅を利かせていました。

「みんなと同じ」であることに価値がありました。

 

しかしその時代は終わり、今はもう個人の時代です。

 

一人一人が“らしさ”を発揮して生きる時代にもうなってきています。

 

ですので、時代背景を考えても今後は「みんなと同じ」であることってリスクだと思うんですよね。

 

 

というわけで、今後は、

「たとえ周りからバカにされたとしても、

 自分の感性に従って生きていこう」

 

私はそう考えています。

 

髪形、服装など見た目にしても、

行動や生き方にしても、

「40歳過ぎてるならこうするのが普通でしょ」とかあまり口にしないようにしようと。

 

常識にとらわれ過ぎない。

 

みんなと同じでなくていい。

 

できるだけ自分らしく。