ときどき晴れ -10ページ目

ありき

数ヶ月前の話なのでうる覚えで間違っている所もあるかも知れません。


数ヶ月前のテレビ番組深いい話で自殺をしようとする子どもに先生が「あなたが大切だから自殺をやめて」と言っていました。
この話は全員一致で深いい話にならなかったのですが私はとても深いい話だと思います。


自殺しようとする子どもを止めようとする人は「命を粗末にするな。命を大切にしろ」と言っている印象があります。
私自身このような場面に遭遇したことがないのでドラマの印象が強いだけかもしれませんが、

小さいころから授業で習ってきたこと「命を大切にしなさい」
誰でも聞いてきたことがあるフレーズ。
誰でも聞かされてきたフレーズ。
私ももちろん命がとても大切なものだということをわかっています。



ただ私はこのフレーズに疑問を持ちました。
何で命ありきなの?


自分が自殺しようとする立場だったら
『命の大切さ』を言われても自分が死んだあとなんて関係ないじゃん。
と思ってしまいます。
自殺しようとする子どもに
「命を大切にしなさい」と言っても

「また言った。


『命』を大切にしなさいって。



『あなた』を大切にしろとは誰も言わない。命あるものなら誰でもいいんじゃないか、『私でなくても』」
と私ならそう思います。
なんなら
「命のついでにあなたを大切にしたら?」と聞こえてきます。


自殺しようとする子どもは
『あなた』が大切だ
と言われたいのではないでしょうか。
あなたが大切と言われたら自殺した後のこと考えることができる。

自分が自殺してしまったら...


子どもに自殺を思いとどまらせる
未来を考えるきっかけにつながるのではないでしょうか。

『あなた』=『命』
でも

『命』=『あなた』ではないはず
命があるものはあなた以外でもたくさんあります。


そんなことを考えさせてくれたこの話は私はとても深いいと思います。

命あっての『あなた』
より
『あなた』あっての『命』。

[先月読んだ記事]

どこに面白さを感じるか

私の養父が亡くなった時の話


私の養父が亡くなった時たくさんの人が集まった。
その中に六歳になる私の息子もいた。

養父が病院で入院していたこともあり 私の息子は養父と遊んだ思い出があまりない。会った回数
もとても少ない。

そんな息子が養父の火葬の時に大人たちに混じって泣いていた。


私は火葬が終わってから小さな疑問がわいた。

六歳になる息子は養父との思い出があまりないのになぜ泣いているのだろう。お見舞いのときも病室にはあまりいなかった息子なのに。


そして一つの答えにたどりついた。
六歳の子どもが泣く理由。
それは
子どもは周りの雰囲気で泣けるのだ。
本当に悲しくて泣いていたかもしれないが
自分たちが子どもだったころを思い出してほしい。
悲しくなくても
周りが泣いていたから
泣いた経験ないですか?
私はそれに気づいて
子どもってとても面白いと思った。
[S先生]


とS先生の話を聞いていて
私もこの話に面白さを感じた。


でもそれは子どもにではない。
泣いている子どもに気付いたS先生にだ。

なぜS先生に面白さを感じたかというと、
葬式の時に泣いているのは当たり前である。

なのにS先生は泣いている息子に気付き疑問を持った。

何気ない状況に疑問を感じるS先生は面白い。

[友人]

人の恐さ

何年か前に
世界一長生きなおばあちゃんが日本で誕生したことをテレビでやっていた。
そのおばあちゃんは、たくさんの取材や町の偉い人たちからの祝福の言葉を受けていた。
私はそのニュースを見ていて人の恐ろしさを知った。

長生きは、
大変喜ばしいことだというのはわかる。

だが


世界一長生きなおばあちゃんが誕生したということは、
何があったのかを考えなくてはならない。

世界一長生きになったおばあちゃんは、
昨日までは世界二位だったはずだ。


今日から世界一になったということは、
前日までの世界一長生きした人がなくなったのである。



私は人が死んだことを喜んでいるように見えた。
人はとてつもなく恐ろしい。
テレビで放送されていないところでは、
昨日まで世界一長生きした人に何かやっていたかもしれない。
もしかしたら
それも放送されていたかもしれない。


ただ祝福している放送があまりにも多く当時の私は恐ろしくてならなかった。

何より人が亡くなったことに気づかない人がいたというのが恐ろしい。

[友人]