どこに面白さを感じるか | ときどき晴れ

どこに面白さを感じるか

私の養父が亡くなった時の話


私の養父が亡くなった時たくさんの人が集まった。
その中に六歳になる私の息子もいた。

養父が病院で入院していたこともあり 私の息子は養父と遊んだ思い出があまりない。会った回数
もとても少ない。

そんな息子が養父の火葬の時に大人たちに混じって泣いていた。


私は火葬が終わってから小さな疑問がわいた。

六歳になる息子は養父との思い出があまりないのになぜ泣いているのだろう。お見舞いのときも病室にはあまりいなかった息子なのに。


そして一つの答えにたどりついた。
六歳の子どもが泣く理由。
それは
子どもは周りの雰囲気で泣けるのだ。
本当に悲しくて泣いていたかもしれないが
自分たちが子どもだったころを思い出してほしい。
悲しくなくても
周りが泣いていたから
泣いた経験ないですか?
私はそれに気づいて
子どもってとても面白いと思った。
[S先生]


とS先生の話を聞いていて
私もこの話に面白さを感じた。


でもそれは子どもにではない。
泣いている子どもに気付いたS先生にだ。

なぜS先生に面白さを感じたかというと、
葬式の時に泣いているのは当たり前である。

なのにS先生は泣いている息子に気付き疑問を持った。

何気ない状況に疑問を感じるS先生は面白い。

[友人]