どーもーCurryでふ
週末こそゆっくり休みたいのに
やること山盛りで休めないねぇ…
できれば一日中EXO様に浸りたい♡
では⑬いきまふ
お時間ある方、妄想苦手じゃない方
おいでやす
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『やっぱこれがいいね』
お姉さんが選んだのは
白いビキニだった
こんな布の小さいの…着たことない…
『それ… 私には合わない気が…』
『とりあえず着てみて
私も着替えるからさ』
私は仕方なくそのビキニを持って
自分の部屋に戻ると
セフンは座って雑誌を読んでいた
『どうしたの?』
『うん… お姉さんが泳ごうって…』
『水着持ってきてたんだ』
『ううん 持ってなかったんだけど
お姉さんが貸してくれるって』
『ふーん』
セフンはまた雑誌に視線を落とす
興味なさそう 笑
はぁ…
でもお姉さんとふたりだけだし
水に入っちゃえば大丈夫かな
『ちょっとお風呂場で着替えてくる』
『んー』
知らなかった…
ビキニのサイズって
身長とかあんまり関係ないんだね
そう思いながら
自分の姿を鏡に映してみる
『まぁ…大丈夫かな… 多分…』
『じゃあ行ってくるね』
セフンにそう告げて
またお姉さんの部屋に向かった
エレベーターで地下に行き
プールのむわっとする
独特の空気感を肌にまといながら
ゆっくりと入っていった
『気持ちいいー』
『来てよかったでしょ?』
さっきまで
ビキニなんて恥 ずかしいって
思ってたけど
そんなこと気にしないで
楽しめばいいんだよね
お姉さんはジロジロ見ないのに
逆に私の方が
その抜群なスタイルに
釘付けになっちゃってて
『もー あんまり見ないでよ』
そう言われてしまった
『だって お姉さんって
あまりにも素敵すぎて見ちゃう』
『〇〇さんだって…
なんていうかさ
男がそそられる身 体 って感じ?』
それ…
同じようなことハルも言ってたけど
どういう意味なんだろ
『ただデブなだけ 笑』
『自分の目線と男の目線は違うのよ
セフンも喜んでるでしょ 笑』
『え? どうしてセフンさんが?』
『だって彼女なんでしょ?』
『いやいや 全然 笑』
『でも さっき準備してる時
〇〇さんとケンの間に
わざと割って入ってたじゃない?
セフンってホント子供 笑』
『あれは…
私に意地悪したくなる時が
時々あるみたいで 笑』
『ふーん 〇〇さんって相当鈍そう 笑
セフンには
そこがまたいいんだろうけどね
まぁすぐにわかることだから
いいけど』
セフンもお姉さんも
なにが言いたいのかわかんないのは
私がバカなのかな…
『私ちょっと部屋戻ってくるね』
『あ、はーい』
ひとりきりのプールは
とても静かだった
水面に照明が反射していて
キラキラと輝きながら揺れている
私が動く度に水の音が響いて
すごく穏やかな気持ちになっていった
水の音っていいな…
ゆっくりと平泳ぎで一往復した後
プールサイドに座ってると
ドアの開く音が聞こえた
『あ、お姉さん早かっ…
え? …… 誰? 』
『俺』
暗くてよく見えなかったけど
セフンだって声でわかった
『セフンさんか 笑
お姉さんなら部屋戻っちゃったよ』
『知ってる』
『セフンさんも泳ぎたくなったの?』
『別に』
どうしたんだろ…
私と目を合わさないし
なんか声が怒ってるみたい
…あ、私…
水着姿を見られてしまったことが
急に恥 ずかしくなってきて
慌ててプールの中に隠れた
それを見たセフンは
服を着たまま
バシャバシャとプールに入ってくる
『セフンさん? え? 服着てるよ…
なんかヘン…』
『〇〇さん… ごめん もう無理』
セフンは私に近づき
いきなりぎゅっと 抱 きしめた
『え、どうしたの?
ちょっ、苦しいよ…』
『俺 待とうと思ったのに
俺のこと見てくれるまで
待つつもりだったのに
でもそんな姿見たら…やっぱだめ』
セフンは私を離さずに
首の後ろで結ばれていた
ビキニの紐をするりとほどいた
え… ちょっと やだ…
セフンが身 体 を離し
私の胸が露わになっていくのを
必死に手で押さえる
『なにするの! ひどいよ!
また意地悪したいの?
もうしないでって言ったはず…』
『意地悪じゃない
〇〇さんのこと 本気なんだ
本気で好きだから』
私は身動きがとれないまま
セフンにキ スをされていた