どもどもCurryでふニヤニヤ

来週 健康診断がありんす♡
痩せなきゃ…チーン
(かなりの手遅れ具合)

では⑫いきまふデレデレ

お時間ある方、妄想苦手じゃない方
おいでやすちゅーちゅーちゅー








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セフンに言われたことが
モヤモヤと心に残ったまま
私たちはホテルへと戻った



『おかえりー』

『ただいま帰りました
   今からご飯の準備ですか?
   私、お手伝いしますね』






『姉ちゃんが料理担当なんだから
   〇〇さんやらなくていいって』

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『セフン うるさい
   〇〇さんホント? 助かる 笑
   じゃあ…この野菜洗ってくれる?』


セフンは小さくため息をついて
メインルームから出ていった






私は買ってきたばかりの野菜を
袋から取り出し 洗い始める

『10人分ってすごいですね
   私 そんな大人数のご飯
   作ったことなくて…』


『今日は男の人多いから
   多分15人分くらいになるよ 笑
   でも口に入るものだから
   たとえ簡単なものでも
   身 体 にいいもの食べなきゃね



そうなんだ…
お姉さんの美しさって
そういう努力からもきてるんだね
でも私と素材 違いすぎだけど 笑






『15人分ですか?!   すごい 笑
   あの… セフンさんって
   昔からあんなに痩せてたんですか?
   細すぎて心配になりますね』


『そうねー あまり食べない方かな
   でもきっとそういう家系なんだよね
   食べないくせに
   背ばっかどんどん伸びちゃう 笑』







『お姉さんも背 高いですよね
   キレイだし…憧れちゃいます』

『デカい女は敬遠されがちだけどね
   ケンが私より大きいから
   一応 か弱い女でいられるし 笑』





ソファに座るお姉さんの彼 ケンが
優しい眼差しで見つめていた

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『おふたりって…すごくお似合い』

『そう? なんか嬉しい 笑』





俺も手伝うよ
そう言ってケンが来てくれて
私と一緒に準備を始めた


私に気を遣って色々と話しかけてくれ
すごく大人で優しくて
こういう人が旦那さんだったら
幸せなんだろうな…
そんなことを考えていた









『ふーん…』

セフンがいつの間にか戻ってきてて
入口のドアにもたれながら
こちらを見ていた





『あー、セフンも手伝ってよ』
お姉さんが手招きをすると
セフンは私とケンの間に入ってきた


『え?  セフンさん ここ狭い…』

『いいじゃん』 








一緒に手伝いながら
セフンの手際の良さを見てると
いつも手伝ってるんだってことが
すぐにわかった

お姉さんの指示で
テキパキと働くケンとセフンだから
私は手伝いの手伝い的な感じで
ほとんど出番がなくなった




『セフンさん やっぱしてるんだね』

『料理?  たまにだって』






『だってその動き方って
   やってなきゃできないよ』

『俺 センスがあるから』




だよね…
セフンって悔しいけどセンスある
なんでも器用にこなすし
優しくてスマートで
顔もスタイルも文句なくて
時々 意地悪になるけど 可愛くて…

セフンの彼女って
幸せなんだろうな…   いいな…





あれ…
また私 ヘンなの…












お昼ちょうどに支度ができ
みんながリビングに集まってきた


『わぁー 美味しそう』
『さすが社長っすね  オシャレだな』
『切って並べてるだけよ 笑』
『早く食べたーい』

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休日ということもあり
お昼からみんなで乾杯した

楽しそうに話をしながら
若いからみんな食べっぷりもすごくて
でもセフンは食べるより
飲む方が好きみたいだった

そういう私も結構食べてて
隣に座るセフンが
その私を見て笑った




『〇〇さんって
   すごく美味しそうに食べるよね
   大盛りパフェも余裕で完食だしな』

『…セフンさん それ言わないで…』




大食いなんて恥 ずかしいのに
みんなはそこに食いついてきちゃって

『えー そんなに細いのに?』
『それってどこのお店なんですか?』
『いいなー  私も食べたーい』



いや細くないし…
モデル級の女の子に言われると
なんだか悲しくなるな… 笑









1時間くらいして食べ終え
みんなが部屋に戻っていくと
洗い物をし始めるお姉さんを
私も手伝った


『ふぅー 手伝ってくれて助かった
   もーセフンったら逃げちゃうし
   …〇〇さん なにか飲む?

『いえ 私食べすぎちゃって… 』





『そう? じゃあ私 ワイン飲もうかな
   …そういえば〇〇さんって
   セフンといくつ違うの?』

『えっと…
   セフンさんの歳知らないんですけど
   私は今日で30になりました』






『え? 今日って…  誕生日なの?』

『…そうなんです 笑
   でもこの年になると
   お祝いなんてひとりでしないし…
   いつもなんとなく過ぎちゃう 笑』





そっか…
   30ってことはセフンの6歳上か
   私と同い年だね 笑
   だからタメ口にしようよ ね?
   でも誕生日のこと早く知ってたら
   ケーキ用意したのに… ごめんね』
   


セフンが24歳で
6歳も下だったことと
お姉さんと同い年だったってことが
私をダブルで凹ませる
…はぁ…



『そんな…
   お気遣いありがとうございます
   …あ、ありがとう 笑』





お姉さんは
そうそうそれでいいの って微笑んで
窓際に立ちグラスを空にする

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はぁ…
ため息が出るほどカッコいい
私も赤ワインの似合う女性に
なりたかったな






『そういえばさ…
   ここってプールがあるって
   書いてあったけどホント? 
   一応 水着持ってきたんだけど』

『あー、 地下に温水プールがあって
   24時間入れるらしくて…』






『じゃあ今から泳がない?』

『え…でも私 水着持ってない…』






『大丈夫、私が何枚か持ってるし』

『 いや でも…』






『とりあえず私の部屋行こ』
そう言って私の手を引き
部屋に向かった





はぁ… どうしよう
食べたばっかでお腹出てるのに…
でも
お姉さんと身長も違うから
絶対サイズ合わない…よね?


そんな心配をよそに
お姉さんはベッドの上に座って
水着を並べていく





『んーと、これなんか どう?』


え…待って待って
お姉さんの水着って ビキニなの?!










続く……



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画像お借りしました♡